北海道の理不尽な山線廃止、小樽・余市2000人超も | NPO法人 公共の交通ラクダ(RACDA)

北海道の理不尽な山線廃止、小樽・余市2000人超も

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函館線「長万部~函館」存廃問題 もはやJR貨物の手に負えず、国も自治体も膨大赤字にダンマリの現実 2022-0611 Melkmal
<検証「山線」バス転換決定>(4)財政負担 沿線の利害交錯 新着 2022-0427 北海道新聞
ここまで急いで、山線を廃止するという、北海道知事も小樽市長も、ちょっとおかしいのではないか。
ウクライナ危機では、ロシアがドンドン戦車を鉄道に載せて前線に送り込んでいる映像が、妙に気になる。燃費の悪い戦車を前線に送るのに、道路を運転して持って行ったりしないものなのだろう。さてロシアは北海道の鉄道廃止の流れを、どう見るのだろう。誤ったイメージを発信しているのではないかと心配する。
江戸時代末期以来、日本は極寒の北海道を開発し、帝国ロシアとの緩衝地帯として、当初はニシンなどの食糧基地として、今も人参やジャガイモなどの食糧基地としているのではないか。山線存続議論に、ほとんど貨物輸送が出てこないのは何故か。旅客輸送のみ見て、地域が決めれば良いという、そんな簡単なものなのか。
明治以来、鉄道敷設は民間でやってきたが、日清日露戦争を通じて、民鉄を買収して全国をレールで繋いできたのではないか。その先に新幹線網があったはず。日本は鉄道で発展した国だし、細長い国土がそれを効率的に行わせた。太平洋戦争で大都市は焼け野が原になったが、戦後復興は鉄道と、焼け残った農村が支えた。そして東京大阪の発展も鉄道によるものだ。そうした歴史を忘れて、新自由主義に飲み込まれ、鉄道もバスも農業も、全部放り出しているのではないか。過大にエネルギーを使う自家用車、ほとんど自給できない小麦粉のパンに頼って、国防は可能なのか。ヤッパリ我々は「山に柴狩り」に行って、少しでもエネルギーを自給し、自動車を制限して電車バスを使い、米を食っていく選択も残しておくべきだろう
長万部―小樽のバス転換、利便性に注文 倶知安で町民説明会 2022-1126 北海道新聞
北海道JR在来線廃線危機、全国の物流ネットワークに影響か 代替案で輸送コスト増 2022-1026
AERA
鉄道断念、長万部―小樽間「並行在来線」の現状は? 廃線特需か、列車の中もホーム上も大混雑 2022-0907 東洋経済
函館線「新函館北斗~小樽廃止」に現実味。北海道の在来線は途切れてしまうのか2022-0903タビリス
<鉄路の行方 廃線決着>1 「不公平」しこり残す 調整役なき「広域交通論」、押し切られた地元2022-0902北海道新聞
JR根室線復旧、届かぬ訴え 新得―東鹿越間不通6年 「やり方納得できない」2022-0830北海道新聞
JR宗谷線抜海駅 稚内市の“廃止方針”に住民から反対相次ぐ 2022-0719NHK
<北海道の経営者>JR北海道・綿貫泰之社長 「民営化第1世代」が語った鉄道への思い 2022-0711 北海道新聞
JR九州新社長「観光列車戦略は見直しの時期に」  2022-0620 東洋経済
巨額赤字、苦渋の転換 余市-小樽バス合意 道路・拠点整備で協議決着  2022-0327 北海道新聞
小樽ー余市間の並行在来線 存続を断念 バス転換で合意  2022-0326 NHK
驚きの小樽市と余市町の結論。閑散区間で無く、都市近郊鉄道でさえも廃止する、やる気のない北海道。啞然とするだけで無く、今後の日本国土全体を考えると、座視できない決定だ。
どうなる?新幹線札幌延伸で気がかりな「並行在来線」の大問題 30年度末開業だが、いまだ方針が決まらない 2022-0323 東洋経済
1日2000人未満ということについて  2022-0321  鳥塚亮ブログ

 


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