第18回 全国バスマップサミット in いわて滝沢
前回岡山大会から2年、関係者のご努力により、開催の運びになりました。ご苦労様でした。
■ 開催日時 2021年12月4日(土) 13~17時
■ 開催場所 ビッグルーフ滝沢(岩手県滝沢市下鵜飼1-15) ※詳細:https://bigroof.jp/
■参加費・申し込み方法
現地参加券:無料 peatix申し込みサイト https://peatix.com/event/3062250
※現地参加をご希望の場合は「参加券」を選択して下さい。
※「参加券」は、コロナウイルス対策での人数制限による人数確認にも使いますので、
参加できなくなった場合は必ずキャンセルをお願いいたします。
※マスク着用、検温等の新型コロナウィルス感染症対策にご協力いただけない場合は、参加をお控えください。
※名刺を1枚ご用意下さい。
■オンライン参加券:無料
※オンライン参加をご希望の場合は「オンライン参加券」を選択して下さい。
※オンライン参加券では講演(13:00~15:15)が聴講できます。トーク企画は聴講不可です。
■プログラム詳細
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2021年12月4日(土)
※12:30 開場・受付開始(予定) ◇バスマップ・ポスター展示◇
11月23日~12月4日 ギャラリー(バス待ちスペースに併設)
◇講演(事例紹介)◇ 13:00~15:15 小ホール
『岩手県内の公共交通政策の概要と経緯・現状』
登壇者 岩手県、滝沢市、盛岡市、岩手県立大学、全国バスマップサミット関係者
◇休憩◇ 15:15~15:30
◇トーク企画(パネルディスカッション)◇ 15:30~17:00 小ホール
『公共交通の現実と向き合う -課題が指摘され続けても変えられないこと(仮)-』
登壇者 滝沢市、北上市、岩手県交通、岩手県北自動車、全国バスマップサミット関係者
※新型コロナ対策として、懇親会は行いません。
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【開催趣旨】
第18回全国バスマップサミットは、岩手県滝沢市で開催します。滝沢市は、盛岡市に隣接するベッドタウンとして発展し、2014 年、旧滝沢村が単独で市制施行した事例として知られます。滝沢村は当時「日本一人口の多い村」で、“村”であることが地域のイメージ形成の一部として機能し、良好な住環境を印象付け、人口増加の一因ともなってきました。ニュータウンの他、市内には大学も立地することから、盛岡市との間でバス交通が充実しています.また、第三セクターであるIGR いわて銀河鉄道が通っていることから、行政と事業者が連携した公共交通政策が取られており、様々な利用促進策も行われています。
第18回全国バスマップサミットは、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、当初予定されていた2020年11月から延期となっていましたが、感染症対策を行ない、プログラムを大幅に見直すことで、本年度の開催を目指します。
コロナ禍で全国の公共交通事業者は筆舌に尽くし難い困難に見舞われており、地域の生活交通を維持するため、涙ぐましい努力がなされています。日本の公共交通サービスのなかでも乗合バス事業は、地域社会のモビリティ確保するうえで、最前線に立っています。しかし、その事業環境が必ずしも潤沢ではないことは明らかであり、とくにコロナ禍によって、その社会的な仕組みそのものが疲弊し、崩壊寸前です。たとえば、乗合バス事業者にとって、収益の柱となっていた高速乗合バス路線の多くが運休を余儀なくされるなか、不採算の一般路線バスの維持が困難となってきています。一方で、乗合バスに限らず、日本の公共交通サービスを維持するための仕組みは、原則、独立採算の営利事業として位置付けられており、それが限界に達している可能性は、これまでもたびたび指摘されてきました。このたびのバスマップサミットでは、この“課題が指摘され続けても変えられないこと”について、率直な議論を展開します。
バスマップは、わかりにくい“公共交通に関する情報”の象徴です。線的にネットワークを有する鉄軌道に比べ、面的なサービスを展開する乗合バスは、どうしても路線網が複雑になりがちです。なにより“どこを走っているか”を示すバスマップは、人々が移動するうえで、もっとも基本的な情報です。バスマップサミットはこうした理念にもとづき,乗合バスを中心とした公共交通の利用促進を図り、地域社会のモビリティを確保するため、議論を重ねてきました。そもそもバスマップを作成し、公開することは、人々の円滑な移動を促進させるためのものです。バスマップサミットが目指すものは、地域社会のモビリティ確保です。必ずしも自家用車に頼らない、シームレスな移動やそのための情報提供を目指しています。紙媒体のバスマップに限らず、公共交通についての情報提供のあり方を通じ、誰もが使いやすい仕組みづくりを考えます。
主催:全国バスマップサミット実行委員会
協力:岩手県立大学、株式会社玄、駒澤大学応用地理研究所、他(調整中)
後援:国土交通省東北運輸局、岩手県、滝沢市、盛岡市、北上市、
岩手県交通株式会社、岩手県北自動車株式会社、ジェイアールバス東北株式会社、
IGRいわて銀河鉄道株式会社、公益社団法人岩手県バス協会、
一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議、他(調整中)