2022年1月28日、LRT都市サミットが開催されました。
市長会議の動画などが公開されています。各地域の取り組みの発表は、興味あるものです。
参加都市は、札幌・宇都宮・豊橋・富山・岡山・広島・松山・長崎・熊本・鹿児島の10都市
なぜか軌道事業者のある町の、函館・東京・高岡・福井・京都・堺・高知は参加していない
次回開催は、宇都宮です。2023年にはLRTが開通しているので、再開発される東口のホールで開催予定です。
LRT都市サミット長崎2022 – YouTube
2022年1月28日、LRT都市サミットが開催されました。
市長会議の動画などが公開されています。各地域の取り組みの発表は、興味あるものです。
参加都市は、札幌・宇都宮・豊橋・富山・岡山・広島・松山・長崎・熊本・鹿児島の10都市
なぜか軌道事業者のある町の、函館・東京・高岡・福井・京都・堺・高知は参加していない
次回開催は、宇都宮です。2023年にはLRTが開通しているので、再開発される東口のホールで開催予定です。
LRT都市サミット長崎2022 – YouTube
021年9月2日(木)に行われたオンラインシンポジウムを第1回とした、全4回シリーズのオンラインセミナーを開催することになりました。第2回は1月24日(月)です。
過去のシンポジウム等参加の方にはメールにてご案内しております。
第3回は4月、第4回は8月を予定しております。
ご希望の方は下記のページよりお申し込みください。
申し込み
https://chikoken.stores.jp/items/61a07606d5ffeb61a685ef1d
路面電車乗り入れ 広場整備を縮小 岡山市、案内所や修景ゾーン中止 (msn.com) 2022-0119 新着 山陽新聞
路面電車乗り入れ事業費が倍増 完成時期ずれ込み、岡山市試算 (msn.com) 2022-0115 新着 山陽新聞
RACDAコメント
広島市や仙台市、神戸市などの百万都市とは違って、岡山市クラスの政令市では、鉄道やバスの専門家をそろえてはいない。だが日本全体の公共交通は「民営」を前提として制度設計されていて、各地の交通事業者は地域の有力企業であるだけに、行政側も手が出せなかったのが実体だ。
とりわけ岡山市の場合、JRが元気で8方面の路線を頻繁運行し、バス会社も元気にやってこれた。それだけに全国一バス業界が難しいとは、有名な話だ。
さて先般の市長選ではコンパクトシティの是非が争点にもなったが、立地適正化計画では「一日30便以上の交通サービスのある拠点」を居住誘導地域とする。しかしそのサービスレベルを誰がどう決めるのか、今の法制度では地域が決めるといっても、地域に権限と財源はない。
昨年のコロナ以降、ラクダZoom会議では89回もの専門家座談会を繰り返し、岡山の問題についても様々議論してきた。全国のLRTが今ひとつ進まないのは、結局の所、東日本大震災以後、道路政策と交通政策が元々の旧建設省と旧運輸省の枠組みに戻ってしまい、JRも旧鉄道省に戻っているのに顔は民間企業で、株主ばかりに向いている。結局の所、都市計画とともに必要な交通政策を誰もコントロールしなくなっていることが指摘されている。全国にある「公共交通法定協議会」等は、単なる儀式になっており、地域に任せるという美名による疲弊は各地域を覆っている。コストカットとサービス低下で、地方都市を益々疲弊させている。
しかしそうしたなかで、切り捨てられた中小都市のバスは、コミバスとして再生されつつあり、ほとんどが直営もしくは委託になってきている。また先般の岡山市の「バス路面電車無料デー」というキャンペーンは、コロナ禍で疲弊する公共交通支援が目的だったとは言え、公共交通のまちづくりへのインパクトを知らしめてくれた。無料デーは熊本でも実施され、高知では今月末まで週末実施されているが、どこも2.5倍程度の利用者になっているのは興味深い。公共交通を税金で支えるのが当たり前のヨーロッパでは、こうしたキャンペーンは様々行われているが、岡山市のこの無料デーはいま、学会でも注目され、全国に広がろうとしている。
JR岡山支社の機能の一部を広島に集約する報道がなされた今、まさに岡山市が瀬戸内市、備前市、赤磐市、玉野市、倉敷市、総社市などとの「交通連合」の盟主として、JRのダイヤまで含めたサービス水準をコントロールして、地域の発展を目指すときなのではないか。今回の痛いミスも、大きな都市ビジョンを示すことによって、経験値として欲しい。電車バスも無いところに高校生は帰ってこないし、移住者も工場もやってはこない。
「路面電車サミット2022長崎大会」の現地開催がなくなりました。LRT都市サミットの一般公開イベントが中止になり、それに伴い注しとなります。しかし、現地実行委員会から、アンケートが来ています。
ネット開催、もしくはコロナ収束後の現地開催を希望するか、とのこと。
2022-0116記入
■岡山市の運賃無料デー 路線バスと路面電車の利用倍増 9月以降 通常の日曜と比べ 2022-1207 山陽新聞
岡山市は7日、市内の路線バスと路面電車を乗り放題とした7~11月の「運賃無料デー」のうち、新型コロナウイルスの流行「第7波」が収まった9月以降の4回は通常の日曜と比べて全ての実施日で2倍以上の利用があったと明らかにした。 市議会で無料デーの影響を尋ねた質問に対し、大森雅夫市長が「公共交通はもちろんプラスになっているが、商業施設の売り上げアップなどにもつながっているだろう」と述べた。 無料デーはコロナ禍で乗客が減少した公共交通の利用促進やにぎわい創出を狙いに2021年度に始めた。 22年度は全8回の日程を設定し、7月24日にスタート。このうち9月25日、10月30日、11月3、20日の1日当たりの利用者数はバスと電車を合わせて約7万6千~約6万4千人で、通常の日曜に比べて最大2・4倍となった。最多は岡山城がリニューアルオープンした11月3日で、内訳はバスが約5万7千人、電車が約1万9千人だった。 また平沢重之都市整備局長は、市のウェブアンケートで無料デーを使った人の約半数が「移動手段を公共交通中心に変えようと思う」「時々は公共交通を利用しようと思う」と答えたとし「今後の利用促進が期待される」と答弁した。 運賃無料デーは25日にも行われる。来年度はコロナの感染状況や公共交通の経営状況などを踏まえて判断するという。
■TSMCの進出で『渋滞悪化を懸念』周辺の渋滞緩和実証実験 へ「無料通勤バス48便運行」熊本 新着2023-0120 熊本放送
■「路面電車知ってもらえた」札幌市電の”無料デー” 延べ52万人余りが利用 通常時より6割の利用者増 2022-1203 北海道ニュース
■岡山県 バスや路面電車などの「お試し乗車券」配布 公共交通機関の利用促進へ 2022-1201 KSB
■どうする公共交通 近江鉄道の模索は 前編 2022-1202 NHK関西
どうする公共交通 解決のカギは「交通税」? 後編 2022-1202 NHK関西
■わかるかわる街歩き フルバージョン【わかるかわる岡山市Vol.01】 2022-1113岡山市ホームページ
■松阪市が路線バス2日間タダに!? 超充実の活用法を伝授 2022-1111ベストカー
■近江鉄道の無料デー、3.8万人乗車 通常の12倍 駅に行列、一時入場制限も 2022-1019日本経済新聞
■全線無料で1日乗り放題”近江鉄道 ホーム入場規制や臨時列車運行し大混雑の賑わい 2022-1016毎日放送
■【岡山市路線バス】トレンド化した無料デー 動画 2022-1003 JVG
コンパクトによくまとまっているので、ご参考に。全国でキャンペーンとして、年数回やれたらいい。
親子連れが多く乗っていて、子供に親が乗り方やマナーを教えている場面が沢山。教育的見地からも注目。
■倉敷市が初の「運賃無料デー」 水島臨鉄、路線バス乗り放題 2022-0924山陽新聞
■運賃無料デー拡大、公共交通再構築の契機に 2022-0923 山陽新聞社説
■米国の鉄道やバス、無料化相次ぐ コロナ禍から回復へ、期間限定で 2022-0921 共同通信配信
■図書館や市民プールは、無料か格安、鉄道は 2022-0920 山陽新聞コラム
■第7波対応21億円 県補正予算案 感染対策と社会経済の両立目指す、全県児童お試し乗車券 2022-0822山陽新聞
社会経済活動との両立を目指し、地域公共交通の利用を促す小学生向けの「お試し乗車券」配布といった支援策を打ち出した。お試し乗車券は県内の全児童に対し、学校を通じて100円割引チケット10枚つづりの冊子を配る。バスや路面電車、鉄道(JRは除く)などに利用でき、同伴の大人も対象とする。1億5300万円を充て、12月に開始する予定。
■無料DAY歩こうでいMAP 2022-0902岡山商工会議所
岡山商工会議所では、「路線バス・路面電車 運賃無料DAY」を街全体で盛り上げるため、無料DAYにあわせて来店特典の提供を実施する店舗や街なかで開催されるイベントなどを紹介する特設サイトを開設いたしました。店舗やイベント情報を、運賃無料DAY開催日ごとのマップに一元表示させていますので、当日の街歩きにぜひご活用ください。
■倉敷市は、2022年9月24日(土)、10月9日(日)、10月16日(日)、11月5日(土)の4日間、路線バス・水島臨海鉄道無料デーを実施 2022-0820倉敷市発表
■夏休みに長蛇の列…バスと路面電車「運賃無料デー」遠出を楽しむ人も…【岡山市】 2022-0724OHK
■親子連れの姿が随分目立った。岡山市運賃無料デー 2022-0723山陽新聞コラム
■運賃無料デー 24日から8回 岡山市、路線バスと路面電車 2022-0713山陽新聞
岡山市無料デーチラシpdf
■2022-0614札幌市電無料デーの現場から 2022-0614 札幌LRTの会 早川淳一
■旭川市バス無料デー6/4,6/25-26、8/1実施 2022-0605 旭川市資料
■公共交通の利用促進継続へ、岡﨑市長「電車・バス無料デー」に手応え 高知市議会 2022-0310 高知新聞
■「運賃無料デー」継続を…公共交通利用促進で岡山商工会議所が要望 2022-0224 OHK
■電車バス無料デー、来年度予算でなんと札幌市は16億3800万円を計上。熊本に始まった取り組みをモデルに、岡山市と高知市がコロナで窮地の公共交通支援で実施。その思わぬ倍増の成果が、いよいよ全国に波及する予感。公共交通の存在価値を生で体験できるキャンペーンは、公共交通衰退の原因が自動車だけでなく「価格」にあったことをも浮き彫りにした。2022-0207 札幌市
■相次ぐ「地域まるごと電車・バス無料デー」 街が潤う! お祭りで終わらせないための課題も 2022-0220 乗りものニュース
■高知市長定例会見・無料デー質疑 2022-0125 高知市HP
■路線バス・路面電車の運賃無料DAYの実施結果 2021-1227 岡山市資料
■「運賃無料DAY」で大きな効果 最大で40%増加 街の賑わい創出【岡山・岡山市】 2021-1227OHK
■電車・バス無料デー 1日の利用客数は3倍に高知 2021-1203テレビ高知
■バス・路面電車 無料デー 岡山市 2021-1128KSB
■#岡山市路面電車路線バス運賃無料day 2021-1128 facebook
■岡山市路面電車路線バス運賃無料DAY(11月28日 日曜日) 2021-1128 togetter
今回の無料デーは、2年前に熊本のバスセンターとデパート開業時にやった無料デーを参考にしたもので、電車バス無料によって町に人が溢れた効果を踏襲したものです。既に高知市でも11月から土日と年末年始無料デーを実施しており、社会実験として3都市目のものです。
ヨーロッパの「トラフィックジャイアンツ」という交通シミュレーターゲーム、1990年代のwindows95のゲームでは、交通キャンペーンの中にちゃんと「無料デー」が組み込まれているのを思い出しました。公共交通を税金で支えるのが当たり前の欧州では、当然のメニューなのです。
各地の同様の取り組み
■日光エリアの鉄道・バスが「無料」で乗り放題! 「週末フリーデー」2月に10日間 東武 2022-0116 乗物ニュース
同 東武鉄道特設サイト
■GTFSデータの普及によりバス業界のDXを推進、「日本バス情報協会」が本格スタート 2022-0623 graphia
2021-1021 更新しました。今回追加したのは、しおや交通、須坂市、春日井市、稲沢市、明石市、たつの市、上郡町、加東市、神河町、南国市です。
GTFS/バスオープンデータ友の会
■岐阜乗合自動車 路線バスの「笠松県庁線」 ダイヤ改正で利用者増 データ活用が奏功 新着2023-0613 中部経済新報社
■簡易車載情報システム「馬須田のるぞう4」 2022-0906バイタルリード
■バス停検索ブログ | 路線バスに関するアレコレ (buste.in) 2022-0120 バス停ブログ
■公共交通ない地域に思わぬルート 経路検索でコミバス表示 2021-1008 朝日新聞
■地域公共交通の利用促進に向けた取組について 2022-0106 岡山県県民生活交通課
コミュニティバス等の経路検索アプリへの対応状況について 市町村別の対応状況リスト掲載
■高知市オープンデータポータル 2022-0104 高知市
NPO法人公共の交通ラクダでは、2004年10月より、毎月行われる京橋朝市においてRACDA瓦版を発行してきました。路面電車環状化構想が頓挫する中。今一度市民に路面電車やバスなどの公共交通を重視していく政策の持つ意味を伝え、また毎回の朝市ブースでより広く市民の意見を聞く「交通井戸端会議」という意味もありました。年13回、毎回1000部ほどを印刷し、朝市だけで配るだけでなく、岡山市議会、岡山市政記者クラブ、関係各所にも配布してきました。 今回その瓦版が200号を迎えるに当たり、ホームページに全版の内容を整理しアップいたしました。RACDA岡山で検索 この瓦版は2006年の吉備線LRT化地元署名、2014年の路面電車駅前乗入れ署名提出の原動力ともなり、また当初は毎回片面をバス路線紹介に割きました。ここで生まれたコンテンツは、国交省などへのロビー活動にも使い、2013年の交通政策基本法制定に向けてラクダが政策集として発行した「クリーンモバイル都市岡山」の基礎ともなっています。 近年では全国の市民団体と協働で行う政策提言として、バリアフリーの見直し、公共交通オープンデータの推進、公共交通に一般会計の1%などを書いてきました。できればホームページをご検索下さい。