地方鉄道 バス切り替えなど抜本的見直し含め議論 国の検討会|NHK 関西のニュース
ついに国の地域の鉄道切り捨て委員会が始動。これはグローバリズムと外国人株主に翻弄されるJRグループの強い意向が入っている。こんなの、鉄道局の議論だけで良いのか。道路やまちづくりと一緒に議論できる陣容ではない。今年は鉄道150年だが、日本は鉄道とバスで国づくりをしてきたのではないか。道路や自動車で、むしろ地方は人口が減少しているのではないだろうか。こんなの東京の委員会で決めることではない。地方に財源を移して、道路とセットで取り組むことだ。
国土交通省・鉄道局 第1回資料 2020-0214
第2回検討会資料 2022-0303
特に都道府県アンケートが示唆に富む
JRの路線維持に対して、いきなり市町村や都道府県に対して振られても、JRの経営数値は開示されていないし、減便コストカットしか頭にない。一方地域の観光キャンペーンでJRJRにお願いすることも多く、正常なコミニュケーションも取り辛い。また自治体の長や議員や市民も、JRの路線は国が維持するものたと思っている。このアンケートを見ると、JR分割民営化以後、積み残された問題が如実である。国のちゃんとした関与を求める意見が多く、廃線前提の今回の委員会の根底は崩れたといえよう。