イギリスは路線バス上限2ポンドへ | NPO法人 公共の交通ラクダ(RACDA)

イギリスは路線バス上限2ポンドへ

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ガソリン代に6兆円ズブズブの日本と、イギリスの違い鮮明

2023年からイングランド全土でバス運賃の引き下げ、2023年1-3月は上限2ポンド
新しい割引運賃上限は、生活費危機による圧力の高まりに直面しているため、冬の間、仕事、教育、ショッピング、医療のための旅費でイングランド全土のバス乗客を支援します。
英国のグラント・シャップス運輸長官は、2023年1月から3月までのシングルバス旅行で、英国全土の何百万人もの人々が、全国で手頃な価格の輸送を確保するために最大6,000万ポンドの政府資金に支えられて、新しい£2キャップを通じてお金を節約すると発表しました。
バス料金は全国各地やバス事業者によって異なり、農村部での1回の旅行で£6近くに達することさえあるため、新しい上限は、これらの地域の乗客が週に4回の旅行をした場合、月に£60以上を節約できることを意味します。
グラント・シャップス運輸長官は、「この6000万ポンドの増額は、誰もが手頃な価格で仕事、教育、店、医師の予約に行けることを意味します。この冬、人々がコスト上昇のプレッシャーを感じることは分かっているので、この夏、日々の支出を削減する実用的な具体的な支援を提供するために懸命に取り組んできました。

国民が手頃な価格のバス運賃にアクセスできるようにすることで、より多くの人々が地元の旅にバスを選ぶことを奨励し、国がネットゼロ目標に向かって進むにつれて炭素排出量を削減するのに役立ちます。この計画は、少なくとも200万台の車の旅を道路から取り除き、すべての人の渋滞と汚染を削減すると推定されています。
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■「スイスの公共交通政策に関するセミナー」2022-11 2023-0605 富山大学
スイス連邦鉄道のThomas Graffagnino氏を富山大学にお招きして、昨年11月に開催しましたセミナー「旅客サービス向上のためのTaktfahrplan(*)」の動画を公開。
前半 Graffagnino氏の講演
  後半 質疑
(*)Taktfahrplan(タクトファープラン・ドイツ語)地域全体の公共交通のダイヤをパターン化したうえで、乗り継ぎも便利になるように整合させる手法。fahrplanは「時刻表」のことで、taktはドイツ語で「巧みな」という意味を持つが、「指揮者が持つタクト」も同じ綴り。オーケストラがタクトに従ってリズムに合わせて演奏するように、地域全体の公共交通ダイヤを調和させるイメージで捉えるとわかりやすい。スイスでは国全体のダイヤがこの考え方に従って組まれていて、利用者数も大幅に増加してきた。

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