お知らせ

■このハンドブックは、バスマップ(又は公共交通マップ)を制作しようとする自治体が、制作手順、情報収集、描画、配布など留意するべき事項をまとめる物である。さらに、制作にたずさわるバス事業者、制作受託業者や市民団体などが参照しても役に立つ情報も掲載した。
A4フルカラー32p、第21回全国バスマップサミットin福井開催記念として初版発行。
頒布開始
希望者には1部1000円で頒布します。
1部~3部は、郵送料 ゆうパケット 250円+1000円×冊数
4部~7部は、郵送料 ゆうパケット 310円+1000円×冊数
8部~10部は、郵送料 レターパック 370円+1000円×冊数(9/30迄)
 ただし、  郵便料金値上げのため、430円+1000円×冊数(10/1以降)
郵便振替用紙を同封しますので、お振り込みください。
 郵便振替 01340-8-54343  特定非営利活動法人公共の交通ラクダ
*  *他金融機関からの振込用口座番号**当座 一三九店 0054343
 先に振り込んでいただいた場合も、送ります。
申込先 okj165@poppy.ocn.ne.jp までメールください
 郵便番号、住所、氏名、電話番号、できれば所属をご記入ください。
 領収書はご希望によりお送りしますが、インボイスには対応しておりません。

目次
バスマップハンドブック制作の経緯
第1章 バスマップとはどんなものか
1.1バスマップとは何か?
1.2バスマップの目的・役割
1.3日本のバスマップ制作史 
1.4全国のバスマップ作成状況 
1.5海外のバスマップの事例と特徴
1.6バスマップ関連文献

第2章 バスの情報とバスマップ
2.1経路検索とバスマップ 
2.2バスマップとバス案内の連携 

第3章 バスマップの企画と制作
3.1バスマップの企画と制作スケジュール 
3.2バス情報の収集
3.3バスマップの媒体
3.4バスマップの費用
3.5バスマップの更新・継続
3.6バスマップと権利関係

第4章 バスマップのコンテンツ・デザインの理論と技術
4.1バスマップを構成するコンテンツ、バスマップに付帯する情報
4.2バスマップの対象範囲 
4.3運行経路の表現 
4.4バスマップ作成手法とソフトウェア

第5章 バスマップの普及と活用
5.1バスマップの配布・広報
5.2バスマップと他の情報の組み合わせ
5.3人々とバスマップの関わり 

第6章 おわりに~バスマップの未来

 

ついに「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」が熊本県・熊本市のトップ会談で共通の目標になりました。
「政令市ワースト」交通渋滞解消へ 熊本県・熊本市トップ会談(KAB熊本朝日放送) – Yahoo!ニュース 新着2024-0718 KAB熊本朝日放送

第2回 熊本の交通を語る会7/19 新着 本県知事・市長のトップ会談翌日に緊急開催!
気になる話題、熊本の渋滞解消に向けてできることを考えよう!
日時:2024年7月19日(金) 18:30-20:30
熊本会場:熊本市民会館 第2会議室(アクセス案内・桜町バスターミナル/花畑町電停そば)
オンライン:Zoom(Peatix登録時に表示) 
参加費:無料
主催:太田恒平(トラフィックブレイン)
問い合わせ先(Peatixでの申込みがよくわからない方はご連絡ください)
DM:X(旧Twitter)@kohei_otaFacebook@kohei.otaaa
メール:b5g-kuma-info@t-brain.jp
懇親会を終了後に開催予定です。

朝の通勤ラッシュ。熊本市中心部では長い交通渋滞の列が日常の光景となっています。  熊本市内の主要道路の渋滞箇所数は、去年9月現在で175カ所にのぼります。  石井千春アナウンサー 「水道町交差点から3キロの地点でも渋滞しています。信号は青なのに全然進みません」  慢性的な渋滞は政令市でワーストとされていて、その解消に向けて、熊本県と熊本市のトップ会談が初めて開かれました。  木村知事 「熊本都市圏の交通渋滞については、3月の知事選の中で、多くの県民市民から悲痛な訴えに近いものをいただいたと思っています。大きな課題の解決に向けたキックオフになればと思う」  大西市長 「怒りにも似た、すぐ解消してほしいという強い要望を受けておりますので、熊本のトップ同士の会談をきっかけに大きく動き出したと実感してもらえるような機会にさせていただければと思う」  トップ会談後、木村知事と大西市長は道路の改良や自動車の使用を減らすため、公共交通を強化することで合意したと明らかにしました。  移動手段のうち、車の割合を1割減らすとともに、公共交通の割合を2倍にすることで、渋滞の半減につなげるとしています。  具体的には、渋滞箇所の原因を分析し、右折レーンの延伸や信号の時間調整などの対策を進めるほか、通勤利用の多いJR豊肥線の輸送機能の強化に向けて、県市で国に働きかけるとしています。  8月19日に開く県市の連携会議で、対策の中身やスケジュールを具体化する方針です

「熊本都市圏の渋滞解消へ」木村知事と大西市長が初のトップ会談 8月に短期対策の提示で合意 | 熊本のニュース|RKK熊本放送 ((tbs.co.jp)  新着2024-0718

第21回全国バスマップサミットin福井 が終了しました。
バスマップサミット実行委員会 https://www.busmap.site/ ホームページ新設
バスマップハンドブックを材料に、議論しました。JCOMMら連続しての開催。

第21回全国バスマップサミットin福井 プログラム
8/24  懇親会  時間:18:30-20:30 会場:パレスホテル(会費6000円)
内容:JCOMMの意見交換会に参加(合同)

8/25  バスマップサミット 会場:フェニックスプラザ2F小ホール
参加費:無料 (ただし、資料代 2,000円)
集合・会場設営:9:00-10:00 ステージ・会場イス配置、パネル設置・パネル展示
10時 セッション1. バスマップの使い方:みんなもつかってみねの
こんな使い方がひっでえ便利で、いいざ-(各地の様々な事例発表)
バスマップをMMに活用している事例を紹介しあって、うちのまちでも作ってみようとなることを狙う。
昼休 12時 全国バスマップサミット実行委員会 (同じ会場内で)
13時 バスマップ発表会  (同じ会場内で展示してある全国各地のバスマップを発表)
14時 セッション2. バスマップの作り方:みんなもつくってみねの
「バスマップハンドブック」が出来たざー(全国普及へ向けて)
バスマップを作ってみたくなった人に、その手順を示すハンドブックを、製作担当者が担当箇所を発表して、意見交換もする。
終日 10-16時30分 同じ会場内で全国各地のバスマップの展示(いつでも見学可能)

参考情報:8/24,25に同じフェニックスプラザ1F大ホールでJCOMM会議が開催されます。

スペインで開発された「ナビレンス」という視覚障害者向けの支援システムを、神戸市が導入しているが、岡山でも導入しようとする動きがある。まずは昨年放送の動画。

岡山市都心部の路線価推移図、2015年~2024年の上昇率。都心再開発、イオン進出、路面電車駅前乗入れなどの集中投資で、都心全体の価値を押し上げ、岡山市の固定資産税収入は、バブル後最低の501億円から今年は575億円となる見込み。
路面電車駅前乗入れ工事の始まった影響で、中納言、東山でも上昇が始まり、ハレノワの開業で表町南部の上昇は激しく、93まで下がっていた天満屋前の表町商店街も下げ止まった。1車線化工事の終わった県庁通りもこの数年グイグイ上がり、期待値が高いが、まだまだ本来の表町とイオンを繋ぐ効果は出ていないともいえる。
全国的な都心マンションブームは岡山でも発生しており、表町南部、鹿田町、大元駅前で顕著だが、一方土地価格の高騰は、従来の老舗商店や飲食店にとって、固定資産税増加や家賃増加となり、より付加価値の高い業態に入れ替わる場合も出てくる。
しかし岡山市の場合は数字面からは都心活性化が証明されたものの、本来岡山駅が持っている交通結節点機能が少し発揮されたに過ぎない。イオンの進出はこうした広域都市圏としての岡山が評価されたものだが、まだまだ都心の魅力が十分とは言えない。
スポツアリーナ構想などもあるが、中四国一の交通拠点を生かして、たとえば駅前を「桃太朗ランド」という秋葉原なみの、西日本随一の遊び人ランドにするなど、コンテンツが勝負となる。
地方都市でも、岐阜の様に、路面電車を廃止し、駅前のみ投資しても、従来の柳ヶ瀬商店街が地盤沈下して、都心が縮小し、賑わいを失った町もある。公共交通を重視してLRTを作った富山や宇都宮は、それなりの効果が出ているが、岡山ほど地価上昇が顕著ではない。

国産1067mm軌間低床電車の共同発注体制構築の必要性 全文

以下、抜粋を掲載、6/16一部ファイル訂正・総車両数695→692両に変更
 2023年宇都宮ライトレールの開業で、日本のLRTには新たなる1 ペ-ジが開かれたが、バリアフリー法制定当時から、全国の路面電車すべてを低床電車LRVに置き換えるという目標は、もはや見通しの立たない状況にある。本年3月末現在の概略調査では、全国の路面電車695両中、低床路面電車LRVは185両に留まっており、高床式車両でホーム高さがバリアフリー対応となっている都電33両、世田谷線10両、京福27両を加えれば、255/692で、一応バリアフリー率は36.8%と見ることができる。また低床電車は2連接・3連接が導入されて、輸送力が強化され、従来型ボギー車を代替する事が多く、それを考慮すると換算(2軸車・ボギー車を1、18m級2、30m級3)980両中、換算465両が低床化されており、この場合は47.4%となる。

(RACDA調べ、2024-0331低床路面電車リスト、参考文献は「路面電車年鑑2024」イカロス出版(株)、及び「日本の路面電車ハンドブック 2018年版」,日本路面電車同好会,2018)
詳細な計算式は2024-0331UD電車導入率を参照
しかし1997年に始めて熊本市でドイツ・アドトランツ製低床電車が導入されて以来27年、現状の各社の事業体力、コロナの打撃、補助制度などを勘案すれば、日本の都市交通の根幹となるべき路面電車・LRTについては、100年たっても永遠に全面LRVによるバリアフリー化は達成できないことになる。

今後の低床電車導入目標の設定
 全国の路面電車事業者の現有車両の導入時期を「日本の路面電車ハンドブック 2018年版」(日本路面電車同好会,2018)をベースに、その後の変化を加味して調べたところ、1969年までに導入された車両が252両あった。(車体更新・電装品流用など実態は様々なので、一応の目安。保存車両的な物も含む)実に車両数では36.3%にのぼるが、逆に旧型車の車両寿命にも驚かされる。車歴は54年以上ということだ。
欧米の場合、こうした車両はほとんど入れ替えられて、低床化している事実を見れば、日本でも10年程度で入れ替えて、路面電車のある政令市・中核都市などの都心のバリアフリー化を達成することは、大いに国家的戦略として取り上げられるべきである。さらに路面電車だけで無く、鉄道・バスの高頻度化・サービスレベルを向上する都市交通政策により、東京一極集中の防波堤として、地方都市が機能することが求められる。熊本都市圏で今進める「自動車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」といった政策目標を実現するためには、各地の路面電車を30m級低床電車に入れ替えていくのが中心施策となるはずだ。
2024-0521LRV価格表b 欧米と日本のLRVの発注実績を比較調査

全低床電車の場合、車軸が無く、カーブの場合左右の車輪の回転を夫れ得る複雑な構造を有しており、車輪の片チビについては知られるところだが、今後の鉄道線乗入れなど高速運転時にはなおさら諸問題がありそうで、車軸のある高速運転対応の台車を使った方が、保守点検や車両寿命の点で有利だと思われる。広電、伊予鉄など鉄道軌道両方の整備ノウハウを持つ事業者が中心になりながら、今後の我が国の車両開発と維持体制を構築する必要がある。LRT化の検討をされているJR吉備線、北陸鉄道などの使用に耐える車両開発によって、ロツトの問題もクリアできる可能性がある。宇都宮ライトレールでも、郊外の日光線・烏山線・東武宇都宮線などのLRT化、トラムトレイン化も視野に入れるべきだ。
現在国交省の低床電車導入補助はおおむね毎年10編成程度となっているが、全国の既存ボギー車(高床の都市を除く)を仮に全部低床に入れ替えるとしたら、約500両であり、10年ならば毎年50編成となる。各地ではすでに朝晩の通勤通学時には車両容量の不足が指摘されており、また各地での都心の路面電車乗車数は、コロナ以前には既に底打ちしていたはず。明確な公共交通分担率向上目標を持って、都市政策として低床電車入れ替えを推進するべき時だ。時あたかも、円安はガソリン価格高騰を招いており、際限なくガソリン代補助を続けるよりも、遙かに国家全体としての利益は大きいはずである。そうした効果を検証するデータを作成して、市民に訴えていきたい。(文責・RACDA 岡將男)

参考動画発見
一回衰退したはずの路面電車、近年になってまた再評価されて拡大を続けています…なぜ?理由・課題点などを解説・考察
  こつあず鉄道チャンネル 2024-0622 新着 1997年の岡山路面電車サミット以来国内路面電車見直しと言及

宇都宮LRTライトライン開業の第一印象と他都市への影響【大きく町を変えるには、これくらいの大胆な施策が必要】
鐵坊主 2023-0829  吉備線LRTについても言及

 

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地味な路線だった「JR奈良線」、利用者の急増なぜ沿線自治体も費用負担して複線化など輸送改善 2024-0514東洋経済
どの地方鉄道でも参考になる事例。ただJRグループでは、大都市圏以外では、積極的に投資するインセンティブが無いからも地方都市部では新たに地域振興として、国の負担も求めても「鉄道の存在は国のユニバーサルデザイン」という観点から投資していかないといけない。インバウンドでいくら呼ぼうとしても、電車バスの無いところに個人客は見込めない。
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全駅でICカード 城端線・氷見線 来年度に導入  2024-0501北国新聞
クルマを1台減らす方法を考えよう@クルマを1台減らして豊かな生活を手に入れようその1 2024-0429ノート
大行列に客から怒号も……「みどりの窓口」続々廃止で続く“大混乱” 電子化が進む“航空券”との決定的な違いとは 2024-0421デイリー新潮
コンパクト・シティは人口減少都市の救いとなるか  2024-03 Distance Media

地方都市再生の決定打、快走する「LRT」関連銘柄に熱視線 新着2024-0923株探トップ
LRTと東武宇都宮線、相互乗り入れを公約へ 栃木県知事選で福田氏|新着2024-0911下野新聞
宇都宮ライトレールの軌間が1067mmになっているのは、東武宇都宮線、JR日光線、JR烏山線などへの直通運転を考慮しているからだ。乗入れを考慮した車両選定も課題となる。
「格好良い」 白と黒色の超低床車両 熊本市電10年ぶり新型  新着2024-0910 毎日新聞
熊本市電と旅行客の乗用車が衝突 運転手の男性「市電が近くにいる認識なかった 新着2024-0901RKK熊本放送
広島電鉄、11年前の社長解任劇 社内では一体何が… 椋田昌夫会長に真相聞く 新着2024-0830中国新聞デジタル
熊本市電、綱渡りの車両運用 老朽化で故障やメンテ…超低床電車「COCORO」事故も追い打ち 新着2024-0827 熊本日日新聞
開業1周年「宇都宮ライトレール」の未来と課題 利用者多く延伸にらむが、足りないインフラも  新着2024-0826 東洋経済オンライン
宇都宮LRT、駅西側延伸後は東武宇都宮駅再開発 乗り入れは西川田までか 開業1年 宇都宮LRT⑤ –  新着2024-0823日本経済新聞
宇都宮LRT開業1年、沿線にホンダやキヤノン 大口固定客がっちり 開業1年 宇都宮LRT① –新着2024-0819 日本経済新聞
“札幌市電・延伸” の代わりに「未来の新交通」大通~札幌駅~苗穂エリア 燃料は水素 約120人乗りの車両など3台 路線運行とデマンド配車 新着2024-0817FNNプライムオンライン
熊本市電「顔認証システム」導入見送り! 利用者の利便性を考えたら、結局「ICカード頼み」なのか?新着2024-08XX  Merkmal
那覇市LRT「東西・南北+支線」標準軌、車両基地は地下 整備計画素案の詳細  新着2024-0328鉄道プレスネット
大動脈なのに”細い動脈”に…渋滞解消のカギとなるか「熊本電鉄」を分析  2024-0725KKT
宇都宮ライトライン1年、他自治体も熱視線「LRT」の可能性 2024-0719 日刊工業新聞社
宇都宮に続いて、那覇、和歌山での検討。那覇の渋滞は酷く、観光客のためにも効果は大きい。那覇空港ではレンタカー渋滞が起き、沖縄観光そのものが若者から敬遠されている。
和歌山は工業都市で、都心の衰退が激しい。だが元々南海電鉄和歌山市駅とJR和歌山駅があり、二つは鉄路で結ばれている。また南海線は和歌山港まで伸びてもいた。ここも都市交通として従来線を活用できていない。
たまたま和歌山電鉄も存続したのだから、実は存続当時、和歌山電鉄をLRT化して和歌山市駅まで乗入れ、そこから軌道をぐるりと回したらどうかというプランも、秘かに関係者で議論されたことがある。全国的なLRTブームがしぼんで、沙汰止みになっていた。
この場合、和歌山電鉄に乗り入れる車両は70%低床の鉄道規格とし、福井の様に高床、低床混在路線、今後の金沢LRTも想定した車両開発も必要だ。

銚子電鉄が株主総会、会場は… 3期連続黒字は「ぬれ煎餅」のおかげ 2024-0629 毎日新聞
2003年10月、当時の銚子市長に呼ばれて、「いくらまで税金を投入してもいいか」をテーマに講演した。当時の経営者が補助金流用で捕まって、緊急に決算書が送られてきたのを分析。鉄道の売上が1億、濡れせんべいの売上が2億。歴史を調べたら、銚子観光鉄道からスタートしていた。国鉄で銚子駅まで観光客を運び、その二次交通として発足している。銚子全体の観光を支えるツールなのだから、鉄道部分だけの損益では、社会的な価値は計れない。環境自治体会議に頼んで、簡単な費用便益計算をしたところ、1億円は税金投入しても損は無いと出た。だが当時、観光部分への貢献は、計算出来なかった。ともかく、銚子電鉄ブランドだから、濡れせんべいも売れるのだから、「この会社は、鉄道で稼ぐよりも、濡れせんべいで稼いだ方が早いよ」と講演した。濡れせんべい、頑張ったものだなあ。5億も作って売ってる。当時は僕も食品会社社長で、年間12億円も作って売っていたから、5億作って売るのは結構大変だと思うよ。工場は駅の構内にあって、パンタグラフの在庫の横で作っていた。(RACDA岡將男)
熊本のバス・鉄道5社、全国ICカードから初の離脱 理由は費用  2024-0527 毎日新聞
広島に続いて、全国共通の10カードから離脱、導入更新費用が課題だが、国は全国共通化を放棄するのか。
JR西日本「燃料電池車両」具体的な検討を開始 営業運行開始の目標時期を示す 2024-0525 鉄道プレスネット
キハ40の入れ替え、新潟トランシスが製造してきたディーゼルカーの方向づむはどうなるかも含めて、動向が気にになるところ
熊本市電の車両12台が故障し朝の通勤通学時間帯に5便運休 5台は使用年数60年以上  2024-0524 くまもと県民テレビ
RACDAではいま、低床電車の価格高騰問題、保守費用問題を調査中。広島のグリーンムーバーが12両中3両しか走っていないなど、関係者の間では秘かに語られてきたが、好調の宇都宮ライトレール追加2編成が1編成あたり7.5億円とか、福井のフクラム増備がアルナになったなど、輸入台車の問題も顕在化してきた。国産低床台車の1067mmが広電用1435mmの開発以後、おざなりになっており、全国で180両ほどの導入になっている現実は、直視されないと行けない。熊本の場合も50年ものの車両がたくさんあるのは、世界からは取り残された状況だ。低床電車は途方都市の基本的なバリアフリーのインフラとして、導入保守費用ともに、公的に負担されるべきだ。
熊本市電トラブル多発、第三者委が検証開始 運転士らに聞き取りへ  2024-0523 熊本日日新聞
「西側は路線バスで十分」LRT反対派団体が延伸撤回求め質問書 宇都宮市長宛て 2024-0524 下野新聞
ライトライン開業1周年記念事業を実施します!  2024-0523 宇都宮市
小学生も“LRT通学” 学区外から沿線の小規模校・宇都宮市平石中央小へ楽々登校  2024-0424 下野新聞

6/21(金)夕、公共交通とGISのコラボイベント「GTFS x OSGeo研究会」を東大・オンラインでやります!
・公共交通に関わってるけどGISはよく分からない人
・GTFSを経路検索以外にも活かしてみたい人
・GTFSにちょっと関心があるGISな人
など、交通とGISの両分野の人が集まり、学び合う場にしたいと思いますので、ぜひご参加ください!
懇親会もありますのでお時間の許す方はぜひ現地へ!
—-
交通を語るのに地図・GISはとても有用、というか必須なツールだと思います。個人的には、PowerPointやExcelに続いてQGISもデスクワークの基本ツールです。
その割に交通計画に携わる人の中で、GISを日常的に使っている人は少なく、もったいない印象がありました。
最近は、GTFSオープンデータがそれなりに普及し、無料で使えるQGIS+GTFS-GOというツールができたことで、GIS上で公共交通データを使うハードルはかなり下がりました。
また公共交通オープンデータデイのイベントにはGISを専門とする方々も参加し、GTFSに興味があるけど、何からすれば良いかちょっとよく分からない、といった声も上がりました。
そこで今回、オープンソースGISを推進するOSGeo日本支部と、GTFSを推進する日本バス除法協会が連携して、勉強会を開きます。
GTFSとGISの基本的な話から、利用・開発における技術的な話題まで、いろいろ扱ってみようと思います。

都市交通のサービスレベル向上による、都市再生プランのベースとなる、
岡山県南の電車バスの運行頻度図を作成。RACDA2024-0507制作
こうしたQGISとGTFSデータの使い方の講習会も開催されます。
 6/21 GTFSxOSGeo研究会  バス情報協会
   太田恒平さんのコメント


①公開されているバス会社などのGTFSオープンデータをZipでダウンロード
②地図ソフトQGISをダウンロード
③プラグインGTFS-GOを利用して、運行頻度を抽出し、主に緑色で表現。

■今回は、JR西日本と井原鉄道については時刻表を元にデータ作成して赤色で追加。JRグループについては現状GTFSオープンデータがないので、バス情報協会の西沢明さんが作成してくれた、最新データを活用した。(快速については停車駅を直通して表現)。便数は1日あたり片道・平日(土日は少ない)、
■GTFSオープンデータは世界共通で誰でも利用でき、観光情報・生活情報などと組み合わせた、アプリ作成が可能となる。各種交通機関を自由に使うMaaSの必須となっており、スマホのGoogle検索等にも威力を発揮する。小学生もチャレンジしてみよう!!!
■GTFS-GOはトラフィックブレインの太田恒平さんが作成したプラグインで、日付を指定すれば、電車バス路線の上り下りの便数が、太さに反映されて表示される。便数の数字も表示される。大体1日30便、30分に1本程度以上の運行頻度ならば、路線収支は均衡し、人口も均衡するのではないかと思われ、事例研究を進めている。
■近年の地方の公共交通議論では、「地域交通」という概念で「都市交通」をくくってしまっており、そこでは高齢者の病院通い、買い物需要に絞られて最低限の交通の確保だけが議論されており、通学は路線がなくなればスマールバスに転換されている。そこでは通勤需要は一切考慮されず、自動車前提で進められている。RACDAのネットワークではいまこの「都市交通欠如」が日本の少子高齢化、東京一極集中の主原因だとみて議論を進めている。
■太田恒平さんによる、GTFSデータと様々な交通情報の組み合わせた分析により、今後都市交通と都市経営の再検討が進められている。詳しくは、トラフィックブレインのホームページから、講演錄やパワポ資料をダウンロードして、現況してもらいたい。
Traffic Brain (t-brain.jp)

2018年の岡山県南運行頻度図


岡山駅バス時刻表