岡山県の笠岡航路のマップと接続時刻表を公開する
接続時刻表とマップ゛
時刻表は岡山駅からJR山陽線で笠岡駅まで
■旅客船・高速船は徒歩10分の笠岡港へ、
井笠バスの神島外浦行が平日5便、休日2便、途中カブトガニ博物館に寄る
■フェリーは徒歩25分の伏越港へ、井笠バス美の浜行が毎時1便程度ある
■三洋汽船旅客船は、神島外浦・高島・白石島・北木島・真鍋島、一日4便
■三洋汽船高速船は、白石島、北木島、真鍋島、1日3便
■フェリーは白石島、北木島に二社で9便
■三洋汽船の大飛島・小飛島・六島行旅客船は、1日4便
■三洋汽船の真鍋島・佐柳島(香川県)航路は毎週土曜日に1便が運航
多度津汽船の多度津・高見島・佐柳島航路と接続している。
■多度津港から徒歩20分でJR四国の多度津駅に行けるので、
予讃線特急しおかせと土讃線特急南風が毎時1本走る、岡山駅まで40-50分
笠岡駅周辺地図
2026-1919笠岡諸島を初めて急ぎ足で巡った。
発端は、本土と繋がっていた神島外浦経由の補助金打ち切りの方針が、運輸局から通告された事だ。離島航路補助では、「唯一の交通手段」であることが要求され、平日5便、休日2便のバスがある神島経由では、補助対象にならないとか。RACDA元副会長の斎藤さんからの問題提起から、まずは下調べ。秋雨前線の合間、今日だけは晴れるだろうと、今朝決断して実行。
さて神島が本土と繋がったのは1970年のことで、それ以来バスルートはあったのだけれども、なぜ急に変更するのか。ひょっとして海事局とかがバスルートのあるのを知らなかったとか、あるいはまた政治的配慮があったのかと。
神島外浦には三洋汽船が寄るのだが、笠岡駅そばの住吉港から旅客船と高速船は出、笠岡湾干拓地のそばを通り、外浦に着く。外浦から次には、離島である高島(神武東征候補地)、白石島、北木島、真鍋島、と寄っていく。またフェリーは住吉港とは少し離れて伏越港から白石島と北木島に通う。さらに三洋汽船の飛島・六島ルートもある。
笠岡市を中心とした協議会が設けられており、その2回目で運輸局から通告があり、一転航路全体の存続の危機が来ている。元々10年以上前に、笠岡諸島全体の航路見直しが行われていたが、どこの離島でも同じく、急激な人口減で、将来は見通せない。笠岡諸島でも20年後にはほぼ消滅に近く、現行スキームでは航路は無くなるだろう。
外浦が陸続きになっていることで、離島の人々は本土の買い物のパブとして使っていることが分かった。島々には買い物する場所がなく、外浦に上陸してクルマで買い物に出るようだ。今日のようにお彼岸帰省では、県外からクルマで外浦に来て、駐車して、島々に上がる人で満員、デッキは足の踏み場もないほどであった。
一方で、瀬戸内国際芸術祭の開催以来、直島では地価が上がるほどの効果が出ている例もあり、瀬戸芸は第二回で塩飽諸島、いまや香川県側の全体に波及する。西讃岐でも高見島、淡島、伊吹島が会場なった。今日の実地探査では、神島外浦での利用状況を調べること。また瀬戸芸に連携した回遊路としての可能性を探る事。
真鍋島にはカフェ2軒と割烹料理4軒ほどがあり、また近年、猫の島との情報が出ているようで、今日は東京と大阪の大学生が写真を撮りに来ていた。土曜日の14:30に出る、週1便の佐柳島行の三洋汽船には、今日は僕含めて9人が乗船。佐柳島では、四国側の多度津から高見島経由で来る多度津汽船のフェリーと接続する。
その佐柳島は今や、猫の島として、今日の15:50着の便では3台の車と50人ほどが降り立っていた。僕が乗った帰り便では30人ほどが乗船。会話を聞いていると、猫を見に来た人が多い。そのうち外国人が10人ほどいたのには驚いた。
瀬戸芸では経由地の高見島も会場になっており、僕も時刻表を作成しているから2度は来ている。今日はいろんな人と会話して、この地域の可能性を引っ張り出すことが出来た。
今日のように晴れていれば、抜群の景観だ。ゆったりした自然の中を、高速船の白い波が切り裂いていくのは、実に爽快感がある。時々刻々と移り変わる島々の姿も、面白い。瀬戸大橋や大槌島、讃岐富士の姿が、たちこちで見通せて、頭に地図が浮かぶ。これをまた笠岡農道空港から離陸して、空から楽しむのもいいだろう、と改めて認識。
折り畳み自転車を積んでいったので、ちょっと重かったが、真鍋島ではレンタル自転車もないだろうし、また多度津港から多度津駅にバスは無いから、自転車を使った。島々巡りに折り畳み自転車をどう使えるかの下調べでもある。今日はかなり暑くて大変だったが、春と秋は素晴らしいサイクリングができるだろう。
宇多津駅からは特急南風の自由席1200円で、岡山まで40分ほど。ICOCAも使える。
なお今日の為に、岡山駅からの笠岡諸島への接続時刻表を作ったので、何枚か始めて出会った人々に渡したり、色々インタビューをした。
2026-1024時刻表マップの制作
笠岡諸島と香川県側の回遊性をきっちり表現。笠岡港の行き方も、そもそも笠岡駅の港側に改札が無いものだから、簡単にはたどり着けない。観光協会のビデオがあるのだが、これは便利だけれども、すぐにはわからないだろう。
またフェリー乗り場は駅から1500m離れていて、乗り継ぎ25分とかが必要。これも観光協会のビデオがあるけれど、よくよく考えてみれば、バスかあったはずと調べた。
すると毎時1本くらいの美の浜線の笠岡税務署前がごく近い。バスで駅からわずか2分。けれどもバス停名は「フェリー乗り場前」にするべきだろう。また伏越というバス停がフェリー乗り場そばにもあるけれど、これは一日5本の神島外浦循環線のルートで、日曜日は2便しかないけれど、なんと、笠岡駅からループ橋をぐるりと回って、笠岡港というバス停もある。けれども、観光協会の航路案内には、バスルートとバス利用そのものを表示するものはない。島の人がフェリーでくれば、伏越港に居りて、バスで周辺のスーパーに買い物にも行けるのではないかなと。
なお井笠のバスマップは2017年に作ったいいのがあり、ようやく部屋の中から探し出した。此の時は高校生用のバスマップまで制作していたのだが、現在は井笠バスのホームページからは消えているし、また詳細な時刻表も掲載されていないし、バス停ごとの時刻表もない。
なお月間サライの7月号では、離島特集をやっていて、真鍋島と佐柳島が猫の島として紹介されていた。
