ラクダ手持ちの鉄道グッズも販売。MOMO登場時のデザインブックとか、神戸の路面電車のホーロー駅名看板とか。
お知らせ
ラクダ手持ちの鉄道グッズも販売。MOMO登場時のデザインブックとか、神戸の路面電車のホーロー駅名看板とか。
NPO法人再生塾では、議員対象の地域公共交通政策セミナー(ローカル鉄道編)を開催。
バスは扱い慣れているけれど、鉄道は分からないという議員さん達、
ここで登場するメンバーは、鉄道経営の表も裏も知る人々です。
議会「一般質問」のレベルが見違えるほど変わります
2023-1030議員対象セミナー・ローカル鉄道編 pdf詳細案内
地域公共交通政策セミナー(ローカル鉄道編)のご案内
~公共交通の再生に向けた地方議会議員のみなさまのための研修会
10月30日開催
●ローカル鉄道の上下分離方式●廃線か延命か再生か●三セク鉄道の赤字、縮小・廃止 ●JR線
の廃線問題 ●JR線の大幅減便 ●鉄道沿線の活力低下●総合的な交通政策や戦略が必要
●観光振興をめざしている ….. こういった課題を抱える自治体で、都市政策・交通政策・環境政
策・観光政策等にご関心のある議員のみなさまを対象とし、少人数制にて、各々が現場で直面
する実際の課題をお聞きし、触れながら、講演と意見交換を通して、さまざまな視点を提供
国の制度が変わって、芸備線廃止がいよいよ現実的になってきた。1987年の国鉄分割民営化では、JR各社は内部補填で赤字ローカル線を維持する義務があった。2002年6月にJR東日本、2004年3月にJR西日本、2006年4月にJR東海の全株式の売却が完了した時点で、外国人株主は3割近くとなり、赤字ローカル線維持義務は消滅したと考えるが、どこの自治体も見て見ぬふりをしていたとしか言えない。
私はLRT推進運動の中で、JR西日本幹部とも意見交換する場もあり、また自分自身経営者でもあったし、また大学では会計学を学び、国際会計基準策定過程を見ていたから、「完全民営化されたら、トンネルや橋梁の多い赤字ローカル線は維持できない」との本音は善く理解できた。せめて都市近郊の比較的平坦な路線ならば、LRT化によって道路財源を投入し、ブラッシュアップ出来るのではないかと、運動を進めてきた。
LRT推進運動は、まず道路建設と自動車交通に過度に依存する地方を、公共交通重視政策によって、人口減少を防ごうというものだった。従来の鉄道の活用も目指したものだから、一連の流れとして地方鉄道の存続運動と連結して展開した。存続に成功したのが高岡万葉線・富山ライトレール・福井鉄道とえちぜん鉄道・和歌山電鉄・阪堺電鉄など。失敗したのが岐阜・日立など。ただ本格的に市民運動が立ち上がり、行政や地域社会全体が取り組んだところは、ほぼ存続出来ていると思う。吉備線LRT化による自治体関与拡大と大増便などの提案も、その展開の一つだし、大胆にチャレンジしたのが宇都宮ライトレールだ。
今回の芸備線は、「会社設立してでも地元で残そう」という気概が今だにどこにも無い。実は2018年の三江線廃止の存続運動に協力を求められた時、「無理だ」と断った。当時既にJR北海道は路線別収支を発表し始めており、JRグループは連携して赤字路線の廃止に取り組んでいると感じたからだ。しかし地元に熱意と作戦、キーパーソンがいない限り、存続の糸口は無い。
それでも2017年には、次は「芸備線と木次線が危ないな」とますば視察し、2020年には平行する高規格道路をじっくり走ってみた。中国自動車道開通後の、道後山スキー場の全盛期や帝釈峡観光全盛期を知っているから、それらの地域の衰退は、「もう手を打てないまでにきている」と感じざるをえない。この地域は、中国道開通で大観光ブームが起き、鉄道に全く投資をしないまま、まちづくりでも道路中心に展開し、山陽道開通後は通過客が激減して、疲弊した鉄道と地域が残ったという図式だろう。
ただ一つ可能性があるとすれば、岡山県・広島県が作った三セクの井原鉄道が、廃止区間を受継ぎ、資本投下して、各駅には道の駅や公共施設を再配置することだ。井原鉄道ならディーゼルカーを運用しているし、イベント列車の運行実績もある。また姫新線の新見から勝山、津山、佐用までも井原鉄道に移管し、智頭急行線と連携するてのもある。智頭急行や井原鉄道には車両管理技術もあるだろう。今後のインバウンド観光など、我が国に残された数少ない成長産業である観光の産業化を考えれば、これらの鉄道を失うことは、将来の地域の成長の芽を摘むことになる。ほつとくとやがて、道路も維持できなくなる。
毎週ビアガー電やワイン電車を運行していて、「バスではワイングラスは転倒して使えない!」ということだ。現状の通勤通学にも使えない鉄道なら、単なる存続ならやらないほうがいい。せめて1日9便、25km制限カ所への保線の再投資くらいやるべき。北海道新幹線開通で廃止の決定をした小樽・余市では、いま会社を作って存続させ、劇的にコスト改善とサービス水準をアップする企画が進んでいる。
■岡山・真庭市が1億円分のJR株取得へ ローカル線廃止の懸念のなか 2023-0214 朝日新聞
■四国新幹線、近年の動きは? 期成会は東京大会を開催 整備路線への格上げのチャンスか【コラム】 2023-1209 鉄道チャンネル
■経営難のローカル鉄道、再編へ税優遇へ…線路・駅舎管理を3セクに委ねやすく検討 2023-1205 読売新聞
譲渡税については、もう13年前、小豆島のオリーブバス創立時に、大きな負担だと聞いたことがある。RACDA会員でオンブズマン代表の光成弁護士が取材してきたことがある。バス会社が破綻して地域が困っていても、税は容赦なく押し寄せてくる。小さな自治体にとっては大問題だった。だが限定二年で、誘導している面がいいのかどうか。まだまだ制度改革は始まったばかりである。
■地方路線の維持 「やる気」を見せる地元自治体があるならJRもそれに応えよ 2023-1204 yahoo!
■赤字ローカル鉄道沿線の「最適な公共交通」とは? JR九州が議論開始表明、指宿枕崎線3市を”指名” 存廃前提にせず「建設的に」 2023-1201 南日本新聞
芸備線の次は指宿枕崎線という分担なのか。JRグループとしては各地の動きを見ながら、着々と一歩一歩進んでいる。存廃問題のあるなしにかかわらず、各地の独占的地位にあるJRグループそのもののあり方について、国はきちんと議論するべきだ。国が地方のトータルの交通問題について、真正面からぶつかっていないが、それはJRグループ発足の経緯からまだ抜け出せていないからだ。明治以来150年築いてきた鉄道国家日本の再評価をするべき時ではないか。温暖化対策のど真ん中にありながら、そうした発想が政治から出てこないのは、政治の劣化としかいいようがない。
■JR芸備線の再構築協議会 斉藤国土交通大臣「できるだけ早く設置したい」【岡山】2023-1128 OHK
■赤字路線の存廃めぐり「もの言う株主」に 岡山・真庭がJR株取得へ 2023-1128 朝日新聞
■JR6社の業績が大幅回復、それでもJR北海道とJR四国が喜べない「深刻な理由」2023-1128 ダイヤモンド
■「肥薩線」全面復旧時の維持費、市町村負担を6割減 熊本県方針、年間5千万円前後に 24日に提示へ 2023-1123熊本日日新聞
■芸備線の再構築協、知事は参加否定せず 廃線議論の加速に不安も 2023-1122 朝日新聞
■陸羽東線より利用されなかったのは? JR東日本「赤字62線区」の経営状況 2022年度版 2023-1122 乗りものニュース
■進む老朽化 3セク特急「スーパーはくと」のゆくえ 車両更新は「単独では困難」 必須条件いろいろ 2023-1012 乗りものニュース
■公共交通の再生 利便性向上を地域目標に 2023-1008 山陽新聞社説
■「次世代につなぐ地域の鉄道——国交省検討会 提言を批判する」発刊 緑風出版A5判上製/192頁/2500円+税(ISBN978-4-8461-2310-9 C0065) 2023-1007
ラクダZoom会議メンバーの桜井徹さんなど執筆、同じくzoomメンバーの武田泉さんの政府参考人発言も収録
■「鉄道特性発揮できない状況か確認」 JR芸備線、全国初の協議会設置要請に国交相 2023-1006産経新聞
■<考える広場>ローカル線は消えゆくのか? 2023-1001 東京新聞
■ローカル鉄道「再生」へ大変革!? 10月法改正で「鉄道の再構築」ルールが明確化 2023-0930 乗りものニュース

■余市ー小樽間、鉄道存続に向けた民間主導の新会社 「後志鉄道」とはどのような計画か 新着2023-0927 yahoo動き始めた小樽・余市
いよいよ北海道新聞の記事が動いた
■<「鉄路の行方」を考える>1 事情変更の原則 混雑する「山線」なぜ廃止 新着2023-1003北海道新聞
北海道庁主導の廃止の流れは、いくつもの事情が変更された中、再検討するべきであるとの論評。廃止代替のバス運転手確保の困難、国の鉄道支援体制の構築、北海道新幹線の開業延期。
その上に我々はJR北海道の高コスト体質が検証されていないことも指摘しておきたい。また、バス運転手不足は主に、平均年収が100万低い上に激務、クレームが多いなど、職場としての魅力がなくなっている事を指摘しておきたい。こうした議論で、キチンと数字で検証していないのも問題だ。
■「2024年問題」対策 鉄道・船舶の“輸送量”10年で倍増へ 国交省が目標掲げる方針 新着2023-0930 日テレニューr
第20回 全国バスマップサミット in TOKYO 江戸川 開催のお知らせ
2024年2月3日(土) 江戸川区総合文化センターにて開催します。
路線図ドットコム ホームページ
まちづくりと交通の広場 しが2023 詳細
10月〜12月に八日市で開講!
10月9日(月祝) 第1回フォーラム まちづくり×交通で地域を元気に!(アピアホール)
10月14日(土) フィールドワーク 近江鉄道100円デイでいつもと違うまちを楽しもう(近江鉄道沿線)
11月12日(日) 第2回フォーラム 交通を変えることでQOLを上げたまち・福井(八日市コミュニティセンター)
12月10日(日) 第3回フォーラム 私たちのまちと交通どないする?(八日市コミュニティセンター)
12月16日(土) 第4回フォーラム みらいのまちと交通を考えよう(八日市コミュニティセンター)
■鉄道を生かしたまちづくり 大学教授などが団体設立し会見 新着2023-0906 NHK
ついに開業した宇都宮ライトレール。土日は大変な人出で、特に関東圏からの鉄道ファンの初乗りが目立ったが、彼らがドンドン情報発信してくれるだろう。私も開業式典に参加し、中尾さんの出発合図を聞いて、本当に感無量だった。2002年のフォーラムでパネラーとして広電時代の中尾さんと並んで登場した。あれから21年、5回の市長選があり、常に政治課題として注目された。子細は瓦版kawara_No239_20230903に譲るとして、まずはテレビ新聞で大きく取り上げられたことは意義深い。
■キーマンが明かす「宇都宮ライトレール」成功の鍵 利用者数は100万人を突破、今後の展望は? 新着2024-0213東洋経済
■名古屋―奈良の直通列車復活へ 三重県、JRが実証運行に向け調整 新着2023-1209 とちぎテレビ
■LRTの車両基地を特別にご案内 限定グッズの販売も予定 来年1月から見学会、定期開催へ 新着2023-1207 下野新聞
■JR宇都宮駅周辺で建設ラッシュ、変わる街並み 生活機能が集約された住環境に 新着2023-1206 下野新聞
■人気の宇都宮LRT、頻発する「車と衝突」どう防ぐ? 路面電車との共存に不慣れな運転者が多い 新着2023-1128東洋経済
■LRT利用者、3カ月目は約39万人 土日祝は予測を大きく上回る 新着2023-1128 朝日新聞
■宇都宮LRT大成功? 人出増えても渋滞増えず 人流データで判明「活性化につながっていることは明らか」新着2023-1127 乗りものニュース
■【路面電車が無い県の人には難しい?】軌道内を横切りUターン 市電(路面電車)と “宮崎県から来た観光客” の車が衝突 ダイヤに乱れ 新着2023-1127 熊本放送
■LRT開業3カ月、続く“イエロー旋風” 月間100食超え人気メニューなどグルメ、スポットに迫る はっしん!まちなか記者 新着2023-1126下野新聞
■LRT・ライトライン開業3カ月目は利用者約39万人 今後の課題も… 新着2023-1125とちぎテレビ
■LRT西側延伸 動き本格化 新着2023-1124 朝日新聞
■LRT開業で人流最大3.5倍 宇都宮駅前活性化、渋滞は発生せず ジオテクノロジーズ(東京)が人流データなど分析 新着2023-1122下野新聞
■LRTの西側延伸後の「街づくり」で意見交換 宇都宮市 新着2023-1122 とちぎテレビ
■反対派団体「車の邪魔、路線バスからの乗り換えで不便」 LRT駅西延伸撤回求め、宇都宮市議会に陳情書提出 新着2023-1122下野新聞
■LRT、最も「混雑」は減少 午前7時18分発は全便「やや混雑」 11月上旬調査 新着2023-1119下野新聞
■LRT開業で道路の交通量が減少 栃木 宇都宮 新着2023-1117NHK
■LRT累計利用者100万人“予想以上”のペース 栃木・宇都宮市など走行 新着2023-1115 日テレニュース
■<社説>路面電車の新設 脱・車依存の街へGO 2023-1106 東京新聞
■宇都宮LRTなぜ「全区間が路面電車」で開業? 郊外を爆走できぬ“制約”あえて選んだ理由と「爆走の野望」とは 2023-1104 乗りものニュース
■LRT開業で通学も新たな風景 制服や私服の中高生、続々と乗降 ③通学の足 2023-1020 下野新聞
■「LRT」と「路面電車」は何が、どう違うのか? 宇都宮LRT開業で考える 2023-1016 Merkmal
■「新玄関」行き交う車両 真新しい建物の中をLRTが走る街 ②JR宇都宮駅東口 2023-1012 下野新聞
■LRT宇都宮芳賀ライトレール線 グッドデザイン特別賞受賞 まちづくりも含め高評価 (msn.com) 2023-1005下野新聞
■LRTの宇都宮駅西側への延伸で”にぎわい”の創出を 宇都宮商工会議所が宇都宮市の佐藤市長に要望書 (msn.com)新着2023-1005とちぎテレビ
■LRT軌道内の表示 分かりづらいとして全面改修へ 2023-1004 NHKとちぎ
■宇都宮ライトレールと路線バス「連携」に多くの課題 接続“5本に1本”は不便すぎ、改善は欧米から学べ 2023-1004Merkmal
■LRT開業1カ月、すでに事故3件 乗用車との接触、対策は? 2023-0930 毎日新聞
■LRT開業1カ月で約42万人利用 宇都宮市長会見 2023-0929 とちぎテレビ
■LRTの愛称、範囲拡大 路線や事業名も「ライトライン」 2023-0929 下野新聞
■先月開通のLRT 沖縄県与那原町が視察 全国から視察相次ぐ 2023-0928 NHKとちぎ
■宇都宮ライトレール、国内初の全線新設LRTに「課題」 外国で主流の乗客を〝信用〟する運賃収受方式とは? 「鉄道なにコレ!?」 2023-0927 47ニュース
■オープンスクエアをJR宇都宮駅西口へ移設します 2023-0926 宇都宮市
■前職は公務員、都営線駅員……75年ぶりの新設路面電車に集った人材 2023-0926 朝日新聞
■LRT開業1カ月 平日利用、約1万3千人で安定 休日は予測の4~5倍 | 2023-0926下野新聞
■LRT、ラッピング広告の募集を開始 収益で利用環境の向上図る 2023-0927 下野新聞
■「LRTノウハウを提供」 宇都宮市長、学術会議で講演 全国から600人集う 2023-0923 下野新聞
■宇都宮のLRT開業!「誰もが自分の力で移動ができる」まちづくりへ 2023-0912 TBS
■LRT、駅西口整備へ懇談会 秋にも宇都宮市 2023-0912下野新聞
■LRT事故防止訴え 開業後事故2件受け 県警がJR宇都宮駅東口で広報 2023-0912下野新聞
■なんて呼べばいいの?「宇都宮ライトレール」呼び名バラバラ…現地取材で見えた課題とは 2023-0911 ダイヤモンド
■LRTの新規開業 公共交通軸の街づくりへ 2023-0910 山陽新聞社説
■宇都宮ライトレール「かっこいい」「Welcome LRT」開業日の様子は 2023-0909 マイナビニュース
■新型路面電車「LRT」が宇都宮で開業。何がすごいの? 2023-0909 TABI RABO
■LRT開業11日間 利用者計15万4000人 予想上回るペースに 2023-0907 下野新聞
■ゴムタイヤ式も模索、日本の路面電車進化の軌跡 各地に新型超低床車普及、宇都宮に新規開業 2023-0907 東洋経済
■LRTで注目、宇都宮が「北関東の大都市」になるまで 明治初期は不遇、鉄道の開業が飛躍の原動力に 2023-0906 東洋経済
■後ろ見てますか? 急な右折に伊予鉄が注意喚起 路面電車の街ならではの苦慮 2023-0906 乗りものニュース
■「LRT」と普通乗用車が衝突 今月1日に続き、開業後2度目の交通事故 2023-0906日テレ
■栃木・LRT開業から1週間 平日利用は1万2000人 定時性確保が課題 2023-0904 下野新聞
■路面電車「宇都宮ライトレール」開業 使命は「渋滞ガチャ」解消も、課題ずらり 2023-0902 ITmedia
■宇都宮市に聞く「芳賀・宇都宮LRT」の取り組み 「専用軌道」にも秘密あり 2023-0902 鉄道コム
■栃木県宇都宮市の「LRT」車と衝突 8月26日開業後初めての事故 乗客70人らにけが無し 2023-0901 日刊スポーツ
■国内75年ぶり開業!次世代路面電車LRTを宇都宮再生の切り札に【Bizスクエア】 2023-0831 TBS
■宇都宮LRT、コンパクトシティー実現へバスと共存共栄 30年越しの悲願 宇都宮LRT③ 2023-0830 日本経済新聞
■宇都宮のLRT開通。不動産鑑定士・税理士が現地で固定資産税路線価の推移や税収と施策を考えた 2023-0829 Yahoo
道路事業などでは渋滞対策効果を時間換算した費用便益計算を行なうが、さらに公共交通の世界では宇沢弘文の「自動車の社会的費用」などで語られる外部効果、最近ではクロスセクター効果などと、交通の社会のあるゆる場面への便益を計算する研究も進んできた。しかしこうした研究も多くは自動車や道路についてのものをベースにしており、公共交通投資のまちづり効果について、定量化できてはいない。だが宇都宮ライトレール沿線の最近の激変にみられるように、地下の上昇、固定資産税増加に顕著な効果があり、それが自治体の自主財源確保に大きく貢献することは、まだまだ事例と研究が少ない。
アメリカではTODという、いわば公共交通によるまちづくり効果は当然として開発が進む、サンフランシスコのLRTなどが事例である。しかし鉄道建設でまちづくりといえば、戦前の阪急電鉄の小林一三が目指したものであり、東急をはじめ東京大阪名古屋の私鉄がやったことであり、実は日本全国の都市はほとんどこの百年、TODをやってきたのである。世界のLRT建設が日本をモデルにしたことも忘れられている。
こうなったのは、鉄道建設で大成功した日本の私鉄経営が、逆に公共交通は民営でやれるのが当たり前となり、日本の公共交通ガラパゴス化に繋がった。国鉄分割民営化も、こうした誤解に拍車をかけた。過去の歴史的経験を生かせない、現代日本の失策でもあり、それが少子高齢化と東京一局集中を加速させてしまった。
LRT整備が地価上昇を引っ張り、固定資産税の顕著な増加、そして市の財政力強化に繋がることは、富山市の森前市長が言い始め、ご本人による研究が進む。岡山でも都心集中投資の効果として顕れつつあるが、これは岡山駅の交通結節点能力を引き出しているだろう。費用増加で批判されるけれども、路面電車駅前乗入れなどは、そのTOD効果を、着工しただけで示している。既に路面電車沿線の地価が明確に上がり始めている。富山、宇都宮、岡山など、今後都心に交通インフラ含めて集中投資した場合のクロスセクター効果を定量化していく研究が進むだろう。国交省都市局なども注目してほしいものだ。
■開業後LRTと迎える最初の平日 通勤と通学の利用者は? 2023-0829 とちぎテレビ
■LRTで通勤通学 開業後初の平日、ホーム混み合う 朝の時間帯滞りなく 2023-0829下野新聞
■LRT「こんなに混むなんて」 開業2日目 、現金払い多くダイヤに乱れ 2023-0828 下野新聞
■発進LRT 宇都宮―芳賀 8月26日開業|下野新聞 SOON(スーン) (shimotsuke.co.jp) 2023-0828下野新聞
■栃木 LRT 開業後初の平日 通勤・通学の時間帯はほぼ満席に 2023-0828NHK
■開業「宇都宮LRT」、黄色い路面電車への期待度 全国初の全線新設路線、車社会で定着するか 2023-0827東洋経済
■(社説)栃木のLRT 車依存の街を変えるか 2023-0827 朝日新聞
■宇都宮市と芳賀町結ぶLRT開業 全線路新設は全国初 2023-0826 NHK
■宇都宮でLRTが開業 路面電車新設75年ぶり 出発式動画 2023-0826 共同通信
■宇都宮で「路面電車」が75年ぶりの新規開業! 慣れない「関東のドライバー」が再確認すべき「独自の交通ルール」とは 2023-0826くるまのニュース
■「路面電車の神様」元広島電鉄の中尾正俊さん、宇都宮LRTをけん引 試運転中の脱線事故乗り越え 2023-0826 中国新聞
■初の全線新設、LRTが開業 構想から30年「ライトレール」 工業団地結ぶ14.6キロ・宇都 2023-0826 時事通信
■“ギョーザの街”宇都宮に最新の路面電車 26日に開業! コロナ禍で2度の延期を乗り越え…運転手も涙 2023-0825 日テレニューr
■「おらがまちのLRTへ」 宇都宮ライトレールの中尾常務 奔走8年、あす発車号令 2023-0825 下野新聞
■LRTあす開業 構想30年、ついに走り出す 全線新設は国内初 2023-0825 下野新聞
■宇都宮ライトレール高井徹社長「乗客への対応、丁寧に」 秋には1日乗車券販売も 2023-0824 下野新聞
■始発列車は「15時台」、宇都宮ライトレール「ライトライン」開業日は特別ダイヤで運転 2023-0823 鉄道コム
バス転換だとどうなるか、今回毎週のZoom会議の議論をベースとした記事が掲載された。