お知らせ

【2023年8月26日開業!芳賀・宇都宮LRT】
ついに,2023年8月26日に芳賀・宇都宮LRTが開業します!路面電車としては国内で75年ぶりとなる開業,路面電車がなかったまちにLRTを新設して開業するのは,なんと国内初!
開業日当日は,宇都宮駅東口停留場で発車式を開催する予定です。そのほかにも,みなさまに楽しんでいただけるような企画を
現在検討しておりますので,楽しみにしていてください★
詳細については,決定次第,LRT公式ホームページ「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」などで随時お知らせいたしますので,チェックしてください。
▽▽本日から実施・募集開始するもの▽▽
■ライトラインレールウォーク ■ライトラインフラッグ ■LRT開業祝福事業
詳細は下記URLをcheck!・LRT公式HP「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」
路面電車 “ギョーザの街”宇都宮に新規開業 国内で75年ぶり 各地で復活の動きも 新着2023-0817 テレビ朝日
来週、宇都宮市で、国内では75年ぶりに路面電車が新規開業します。各地でも車の普及に伴って姿を消した路面電車が復活する動きが出ています。どんな背景があるのでしょうか?[LRT導入の背景]専門家は…26日、宇都宮市で新たに開業する次世代型路面電車LRT。低い床でお年寄りやベービーカーが乗り降りしやすいのが特徴です。ギョーザの街・宇都宮は雷の発生が多く「雷都」と呼ばれるため、愛称は「ライトライン」に決定。イメージカラーは稲光を表す黄色で、座席にも雷をイメージしたデザインが描かれています。宇都宮ライトレール 宮崎拓さん:「市内のごみ処理施設で発生したバイオマス電力なので、ゼロカーボンの電力を用いて、環境に優しい乗り物となっています。日本で初めての取り組みです」JR宇都宮駅東口から工業団地が集まる隣町の芳賀町まで14.6キロの距離をおよそ44分で結びます。
地元の人:「すごく楽しみですね」「線路沿いにお店ができて、にぎわいができればいいんじゃないかな」今回のLRT導入の背景について、専門家は次のように話します。書籍「路面電車年鑑」 佐藤信博編集長:「(高齢者が)車を運転できなくなると、途端にどこにも行けなくなるという状況があるので。地方の行政も気付き始めて、公共交通を充実させようという動きになったのかなと思っています」
[観光資源として成功例も]日本では、かつて多くの路面電車が走っていましたが、高度経済成長期に車が普及したことで、その多くが廃止されました。一方で、近年、路面電車復活の動きも出始めています。そのパイオニアが、LRTを国内で初めて本格的に導入した富山市です。将来の人口減少を見据え、市街地に都市機能を集約する「コンパクトシティ」を掲げ、その主な交通手段としてLRTを位置付けています。コロナ禍がありながらも、利用者が増加しています。富山市交通政策課 吉川賢一主幹:「市民の理解を得ることが大事かと思います。開業後、事業効果をしっかり検証して、どういう効果があったのか、住民に発信していくことが大事だと思います」他にも、派手な装飾を施したり、SLタイプの路面電車を走らせたりして観光資源として成功している例もあります。こうしたなか、現在LRTや路面電車の導入を検討している自治体が複数あるといいます。佐藤編集長:「宇都宮が成功すれば、これを見て追随する行政もどんどん出てくる。宇都宮が果たす役割はすごく大きいと思います」(「グッド!モーニング」2023年8月17日放送分より
新しい交通システムの振りをして、AIだとか冠してBRTを推進する動きが、特定の都市で展開している。宇都宮でも一時期「モノレール」の巻き返しがあったが、高度なLRTでも1kmあたり40億円に対して、モノレールだと最低100億円かかることから、LRTに舵を切った。宇都宮は渋滞対策のために、高架部分や専用の橋を架けたから、結果的にkmあたり50置く近くかかったが、そのことが逆にBRTだと安くつくというイメージづくりに使われている。
だがそもそも低床の連接バスを称してBRTと呼んでるのはナンセンスで、本来BRTはLRTの様に専用軌道を持たなければ意味が無い。しかもかしてつBRTのように古い軌道を廃止した「廃止代替BRT」では、その効果を十分に発揮できない。また雪の降り積もる所では、BRTはLRTなどの軌道系より弱く、またAI使って自動運転できるかのように思い込ませてはいるけれど、そんなのまだまだ技術開発中で、当てになるものでは無い。
折角20年掛けて議論して実現した路面電車環状化の効果を、札幌駅前延伸でさらに強化する計画があったのだが、北大の吉見教授が亡くなられて、その涙が消えないうちに、こんな密室協議をやるんだなあ、札幌市は。札幌や広島、京都レベルでは、LRTが都市の中核交通機関として一番能力を発揮できる。ミュンヘン、ベルリン、ウィーンなど多くの大都市で実績がある。札幌や広島、京都ならば、外国人観光客も多いから、いまの30m級でなく、60m級の低床電車を入れて、もっとバスよりも分りやすく、自動車よりも便利に安くする方が、都心の魅力は増すはずだ。宇都宮ライトレールはそのサンプルとなるだろう。
75年ぶりに新しい路面電車が誕生 LRT新時代は到来するか? 新着2023-0812 デイリー新潮
〈3〉市街地再興支える足に 「二次交通の充実が命綱」 新着2023-0811 読売新聞
〈2〉通勤需要の定着鍵に 乗り継ぎ割など利用促進策 新着2023-0809 読売新聞
構想から30年を経て、歴史的な開業を迎える芳賀・宇都宮LRT。
 開業により宇都宮市に起こる変化と運行会社が抱える想いとは? 新着2023-0809 PRTIMES STORY
路面電車が新規開業すると沿線の賃貸物件への問い合わせはどれだけ増えるか 新着2023-0809 鉄道チャンネル
 宇都宮ライトレールが開通するのを、富山高岡や岡山は注目してるって話を書いている

 

路線バス新時代~岡山市が動き出した~ | 新着2024-0831RSK 山陽放送TVer
「9つのバス会社の路線再編計画」岡山市が積極的に関与し重複路線の調整や運行経費負担などで「利用者が少ない路線も持続可能に」
新着 2024-0605 RSKイブニングニュース

岡山市 バス路線の再編計画 今後5年間の事業費計29億円余 新着2024-0222  NHK
岡山市は先日示したバス路線の再編計画をめぐり、今後5年間の事業費があわせて29億円余りに上ることを明らかにしました。
岡山市の大森市長は、22日の記者会見でバス路線の再編に向けた5か年計画について説明しました。
岡山市は今月2日、市内のバス路線を▼中心部と周辺部の拠点を結ぶ「幹線」と、▼利用者が比較的少ない「支線」などに分けた上で、支線については「公設民営」方式を導入するなどとした再編計画を示しています。
この再編計画を進める事業費について、大森市長は、今後5年間で国と市、バス事業者をあわせた総額が29億4000万円に上ることを明らかにしました。このうち、バス事業者によるICカードのシステム更新などを前倒しで進めるため、いまの年度の補正予算案に5億1800万円を盛り込み、議会に提出しました。大森市長は、「他の都市でも例のない大いなる挑戦になる。改善しなければならない点も出るかもしれないが、市民と事業者と市で一体となって取り組みたい」と述べました。
岡山市、バス・路面電車の決済システム更新に補助 新着2024-0223 日本経済新聞
岡山市は2024年度からの5カ年計画に前倒着手。路線バスと路面電車内のICカード決済システムの更新支援費用等約5億円を2月補正予算案に盛り込む。乗り継ぎ割引や新たな運賃体系の導入の土台を整える。9事業者が運行する路線再編と公設民営のため、ハレカの更新費用を県バス協会や事業者に5/6を補助。22日大森雅夫市長は「公共交通を大きく変える他の都市でも事例のない挑戦。動き出す前の手当てをする」と話した。
【解説】岡山市のバス路線再編で何が変わる? 市が目指す「効率化」と「利便性の確保」 新着2024-0208 KSB
【解説】岡山市バス路線再編で市が「運行経費を最大で65%負担」採算の厳しい一部路線で”公設民営方式”導入へ 新着2024-0207RSK
岡山市のバス路線 10エリアで再編し「公設民営」により新たな路線を複数設置へ 協議会で再編案合意 新着2024-0202KSB
岡山市地域公共交通網形成協議会 第11回協議会 新着2024-0206 岡山市ホームページ
減便続くJR赤穂線 運行本数をコロナ禍前に戻すようJR西日本に要望 岡山県と沿線の3市 新着2023-1225 KSB
2018年以来、RACDAは瀬戸内市、備前市と度々接触する中で、赤穂線減便問題やバス問題で、きちんと税金も投入して、サービスレベルを設定し、JRに対してもなんだかの形で協力して、電車バスの分担率を増やすよう話を続けてきた。その課程で、岡山市や東区が逆に目を向けていない事が問題だと感じていた。もちろん岡山市の担当にも直接申し上げたり、頻繁に瓦版や「クリーンモバイル岡山倉敷連星都市圏3」で赤穂線沿線全体の都市交通再構築を呼びかけた。今回岡山市が加わって要望したことは、大きな前進だ。
吉備線LRT化では、岡山市と総社市が、運行の保守費用の半分を負担するということでJRとの協議がまとまっていたのだが、実は無理にLRTではなくとも、城端線氷見線のように高加減速の新型車両に入れ替えるだけで、駅を増やしたり出来るのであって、瀬戸内市に工業団地が増え続けているいま、赤穂線もある意味LRT的に再投資していくことは、岡山倉敷連星都市圏の通勤通学事情を改善し、都市としての魅力を上げることが出来るバスである。宇都宮の路面電車サミットで、都市交通再起動を唄ったのも、実は赤穂線を意識したものだった。そしてこれは城端線・氷見線をJRも協力して活性化する話と、連携した動きだとみて欲しい。
いま減便された赤穂線の長船までは、都市交通として考えれば、昼間90分も運行間隔が空く所か2回もあるようでは、駄目で、最低30分おきに戻すことだ。けれどもそれでは不十分で、岡山・長船は15分に1本あってもいい。ただそのためには、昼間結構たくさん走っている山陽本線のコンテナ貨物の下りを東岡山駅で赤穂線が横切ることになるのは、正面衝突の可能性もあって、改良が必要だ。いわば特急やくもの下りが、倉敷駅手前で高架で山陽本線上りを跨ぐようになっていると同様の投資が必要だ。赤穂線の都市交通としての再投資は、周辺の道路投資と同様の渋滞防止効果があるはずで、こういう場合は岡山市が提案して、社会資本整備総合交付金を使って、JRの跨線橋を建設してもいいのではと思っている。近々に瓦版でも書いてみたいと思っているが、密かにJRや国交省の関係者にもささやきはじめている。
【解説】バス路線維持を…岡山市がバス路線再編計画の素案を提示 事業者「みんなで協力して」「絶対もめる」新着2023-1201KSB
KSBは本社が高松にあるからか、いつも赤裸々に岡山の交通問題を解説する。もちろんマスコミは辛口で批判的に論じるのが使命だが、今回のインタビュー部分はあまりに砂をかけすぎだろう。日本で一番バス会社が多く、合意づくりの難しい岡山なのだから、そろそろもう少し建設的な報道があってもいいのではないか。
「岡山モデルを作らないといけない」ライバルのバス会社・トップ2人が特別列車「ビアガー電」で語り合う新着2023-0911RSK
岡山市内の公共交通を支えるバス会社のトップ2人が、路面電車に揺られながら本音で語り合いました。普段はライバル会社同士ですが、互いに「市民のために取り組もう」と、改めてその思いを共有しました。 (2023年9月11日放送)

中断していた岡山市公共交通網形成協議会の第9回が開催された。
■バス路線の再編議論進むか 約2年4カ月ぶりの協議会で事業者同士の「協力」を了承 新着2023-0605 KSB
岡山市と路線バスの事業者による、公共交通の在り方を考える協議会が、約2年4カ月ぶりに再開しました。これまで事業者同士で議論が平行線をたどっていましたが、バス路線の再編に向けて協力することになりました。
(松木梨菜リポート)「再開となった今回の協議会、これまでとは違った雰囲気で始まりました」岡山電気軌道の小嶋社長と、循環バスめぐりんを運行する八晃運輸の成石社長。公共交通の在り方を巡り、これまで意見が対立していましたが、協議会の冒頭で握手を交わしました。岡山市の大森市長や路線バスの事業者9社などが参加した協議会です。
2018年に発足し、バス路線の再編、運賃の適正化、高齢者・障害者への割引制度の3つについて話し合ってきました。路線の再編と運賃の適正化について、事業者同士で議論が平行線をたどっていたところ、新型コロナの感染が拡大し、2021年2月を最後に議論は中断していました。6月5日の協議会では、事業者同士が協力していくことなどが提案、了承されました。
(岡山電気軌道/小嶋光信 社長)
「このまま進んでいったらどうなるのか。不採算路線・赤字(路線)をやめていく以外は方法ない。競争から協調へと、エリア一括協定運行を進めていきながら」
(宇野自動車/宇野泰正 社長)「事業者の統廃合による収益力のアップ」
(下津井電鉄/永山久人 社長)「無駄や無理をなくすしかない。交通連合であったり共同経営であったり、もっと突き進めていくと公設民営」
(八晃運輸/成石敏昭 社長)「事業者では各社思惑が全部違います。市が主導して会をやっていただきたいと思います」
この他、4年前の協議会で市が提案した路線の再編案の一部について、これまで反対していた岡山電気軌道の小嶋社長が了承する意見を述べる場面もありました。具体的には、岡山電気軌道と中鉄バスが共同運行している国立病院線へのめぐりんの参入と、めぐりんの西大寺線の廃止についてです。協議会は、路線再編などを盛り込んだ地域公共交通計画を年内に策定することを目指しています。
(岡山電気軌道/小嶋光信 社長)「一つにまとまっていこうという機運が出てきた。次の時代に向かって素晴らしい交通網というものをぜひ作ることが大事だと」
(岡山市/大森雅夫 市長)「われわれとして積極的に対応しますが、事業者と一緒になって岡山の公共交通を考えていく」

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岡山市の公共交通会議 バスの路線再編や運賃改定を協議へ 新着2023-0605 NHK
岡山市の公共交通のあり方を話し合う会議がおよそ2年ぶりに開かれ、コロナ禍で赤字路線が拡大している市内のバスについて、今後、路線の再編や運賃の改定の協議を進めていくことを確認しました。
岡山市は、市内で運行するバス事業者や鉄道会社・経済界に県や国などと協議会を設けていて、持続可能な公共交通のあり方を議論していますが、5日、コロナ禍での中断をはさんで、おととし2月以来の会議を開きました。
会議で、岡山市内でのバスや鉄道・路面電車などの利用者は、コロナ禍で2割から3割減少していることが報告され、参加した事業者から「乗務員不足が一層進んで厳しい」だとか「このままでは、脱炭素に向けたEV=電気自動車化など、前向きな投資もできない」といった発言がありました。
そして市内のバスは、新型コロナの影響で収支率が悪化し、赤字路線も拡大していることから、ことし7月以降、路線バスについて議論する分科会を開催し、路線再編や運賃改定を含めた協議を進めていくことを確認しました。
会議のあと、岡山市の大森市長は「コロナの影響で経営は厳しくなっている中、市民の足を確保しないといけないというのは、市も事業者も共通の思いだ。一緒になって岡山の公共交通について考えていきたい」と述べました。

メモから各社の意見
岡電小嶋社長・西大寺めぐりん廃止代わりに国立病院参入なら、減便してでも対応。運賃150円歓迎。
中鉄バス・吉備線LRT歓迎、フィーダーやりたい。外国人運転手認めて欲しい。
宇野バス・新規路線は判決参照。コロナ無くても3年で10%減は当然。経営統合するしか無い、岡山市が路線維持の意思決定を
両備バス・無料デーは街が元気になる、国の環境も変化、交通連合形成を提案、路面電車バスの連携、地域中核として周辺も連携、地域の維持のために
東備バス・牛窓線のみになった
備北バス・運転手不足、料金統合
下電・神田先生参加は歓迎、運転手不足は運転手自身も可哀想、共同経営と交通連合はやるしか無い
めぐりん・岡山市が主導してやって欲しい
労働運輸組合・岡山駅バス運転手にトイレを、車椅子と屋根の整備
タクシー協会・岡山市タクシーチケット、6月4日までに、4万中30515販売。運転手不足で、配車困難
岡山市地域協議会が再開! 新着2023-0606 両備グループ代表メッセージ

両備バスと中国バス、KDDIと「スマホタッチ支払い」の実証開始 新着2023-1106 LIGARE
課題共有し新たな公共交通を模索 連続シンポへ事前ワークショップ 新着2023-0711山陽新聞デジタル
久米南のデマンド交通好評 「便利」高齢者の外出増 新着2023-0711山陽新聞デジタル
G7都市相会合 公共交通軸に街の再編を 新着2023-0711山陽新聞デジタル
バスと路面電車が乗り放題 小中学生を対象に夏休み限定の定期券販売 両備グループ 新着2023-0710 KSB
”バイパス”なのに流れは良くならず…高架になって渋滞は解消する?岡山西バイパスを検証【岡山・岡山市】新着2023-0614 OHK
実はこの環状道路と吉備線ライトレールはセットで、渋滞対策を行い、都心への自動車流量をコントロールするためのものだったのだが、道路とバスと鉄道はなかなか一緒に議論されない。

渋滞にはまったとき、人は「なんでこんなに渋滞するんや」とあたかも人の所為にしてしまうのだが、そもそも自分がクルマで出てくるから渋滞してるというのを忘れている。
自動車社会の外部不経済というが、その最たるものは、「人を独善的にする心のマイナス効果」だろう。クルマは鉄の箱の個室だし、誰に遠慮することもなく、自分の世界を作れるが、重量1トンのクルマは、事故すれば凶器ともなる。それでも保険がカバーして、社会はその横暴さを見て見ぬふりをする。
自動車は地方都市を破壊し、無人の荒野にしてしまう。バキュームカーのように地方の活力と人口を奪うが、その便利さ故に、人は気づかない。
マイカーで通勤する人々は、毎朝必死で運転して、高校生で一杯の電車バスを見る余裕もない。ちょっと余裕のある昼間に運転すると、バスには誰も乗ってないとか、高校生だけしか乗ってないという。赤字だから、廃止してしまえという。その上、バスが停車すると渋滞原因になるからと、イライラして腹を立てる。それでバスが無くなると、高校生は遠方に通えなくなり、そんな所には誰も帰ってこないのに、それにも気が付かない。
内田百閒の「無恒債者無恒心」には大いにお金の効用と、逆にその心への影響を書いている。お金があれば人は独善的になるが、借金をすれば百円借りようとするのに五十円に値切られても、百円に相当する感謝を示さなければならない、何たる鍛錬か、などと謂う。
お金という物は人類の進歩に多大なる貢献をしている。まず物を貨幣換算して、交換できるようにした。農業生産の一粒の種から多くの穀物を生むというところからできた金利という発明品、つまり時間が経てば金利で増える仕組みにし、労働をも換算換算することによって、貯金できねことにして、年金などの仕組みで老後を安泰にさせることも出来た。素晴らしいではないかも労働を貯金できるなんて。
ただ、本来社会運営の利便性から生まれた貨幣や金融の仕組みが、貧富の差を生むことは古代から知られていた。資治通鑑でも再々識者はお金の副作用を述べている。近代に向かっては、民主主義の国家の役割は、貨幣換算した様々な価値を、議論によって所得の再分配することだ。
だがどうだろう、この20年の金融資本主義の跋扈は、新自由主義などでは、貧富の差は当然だとし、小さな政府がいいことだとされる。そこでは貨幣換算されるものだけが尊ばれ、外部不経済は証明できない物はうっちゃられる。

自動車も20世紀最大の発明品で、人のコミュニケーションツールとしては、大成功だったが、いかんせん、人を独善的にする効果がジワジワと世界をむしばんできたはずだ。
■自動運転時代の「生命線」!? 消えた道路の白線3千キロ、兵庫県が5年かけ引き直す理由とは  2023-0509  神戸新聞  自動運転に最低限白線は必要だが、それだけでは十分ではないことを、どれだけの自動車ユーザーがわかっているのだろうか。
人口減少ニッポンでは、やがて「好きな場所には住めなくなる」理由 2023-0504ダイヤモンド
■函館市・大泉潤市長の公約「北海道新幹線函館乗入れ」実現できるか 2023-0503 マイナビニュース
「グーグルマップ渋滞が起きているんです」 めざまし8が伝えた原因と対策 2023-0503マイナビニュース
■バス減便で登下校に支障が…やむを得ず生徒のミニバイク通学解禁 標高120メートルに立つ鹿児島商業高
2023-0503 南日本新聞
■万年赤字のJR北海道、消える路線「朝ドラが予言に」…地元町長は涙「憤り感じる」 2023-0502読売新聞
■自動車は「社会のガン」 ノーベル賞に最も近い日本人経済学者はなぜ自動車を大批判したのか? 事故・公害・犯罪を誘引、SDGs社会で再考する 2023-0501Merkmal
実は宇沢弘文さんの授業を1973年に受けているんだよね、近代経済学の講義で、やたらと数式が飛び跳ねていたのだが、この時期既に「自動車の社会的費用」を準備していたのだろう。当時はまだ東大紛争が終わって、安田講堂は焼けたまま。まだ学生運動の臭いは残り、内ゲバの場面に遭遇することもあった。
1975年に経済学部に行った頃、マルクス経済学の先生と、大学自治会のカリキュラム委員長として、「東大紛争の見直しの中で、企業の役員の授業をしてもらおう」ということになり、僕がアンケートを取って、教授が企業と交渉し、まず「保険概論」、続いて「水産」というのをやった。岡山でも経済同友会で企業経営者の講義を20年前くらいからやっているけれど、この取組みは48年前だから、随分珍しかったかもしれない。
当時僕は、会計学の江村ゼミというアンパイゼミにいて、麻雀ばかりやっていたのだが、教授は「国際会計基準をアメリカのSEC証券取引委員会が作ろうとしているから、まずは英文財務諸表を集めてこい」とおっしゃる。ゼミ生30人で手分けして、上場企業を廻り、お願いして、貰ってきた。僕は富士写真フィルムに行き、発売前のカラーコピーを見せてくれ、「お札を改版しないと、販売許可が出ない」と。まだ小さい京セラにも行ったし、野村證券ではドンの大田淵小田淵が出てきた。
英文財務諸表、ある会社は直訳、ある会社はアメリカの制度により、ある会社はドイツの制度による。分ったのは、「文化が違えば、会計制度も違う」ということ。そもそも会計は自社の業績をひとまず、計数化して、経営の判断基準のするためのもの。決して税法のように、取るためのものではない。
この研究では始めて「連結決算」とか「時価会計」とか「四半期決算」を知った。卒業後の仕事では年一回しか獲れない魚介類の仕入れ加工が主力だから、四半期決算はほぼ意味ないし、年末仕入れた田作原料は、大体年末1kg2000円程度、暴騰すると10000円、年明けには500円になるのだから、時価会計の危うさを当時から感じた。まあつまり現状の国際会計基準は、遊牧民族の考え方だなと思っていた。(会長 岡將男)
■田中角栄『日本列島改造論』のジレンマ ローカル線を苦境に追い込んだ道路建設に見る、真に豊かな日本とは 2023-0430 Merkmal

2023年4月21日 公共交通再生関連法が国会で成立

■コロナ下で疲弊した公共交通、とりわけJRグループが表明した路線廃止協議について、議論された。山陽新聞の見出しは、「鉄道存廃協議、国が主導、今秋にも施行、制度設計本格化」とある。
■自治体・鉄道事業者の要請を受け、国が再構築協議会を設置し、1km1日あたり1000人未満で特急の無い線区を対象とし、協議期間は3年。鉄道存続でもバス転換でも国が財政支援するとする。

■だがこの直後、心配したように、JR四国は牟岐線・予土線などの存廃協議を打ち出した。岡山県でも芸備線などがたちまち対象となるが、自治体や県とJRグルーブ・国との考えの隔たりは大きい。また1000人以上の赤字路線や、減便が続きみどりの窓口やトイレの閉鎖の続く都市近郊路線、さらにはバスや道路建設との関係はほぼ議論されていない。まさに国鉄分割民営化後の諸問題を「母屋に手を付けずに、屋上のプレハブを増築するような話し」(武田泉・衆議院参考人コメント)である。注視していきたい。

「交通権」と福井 移動の自由で幸せ実感を 新着2023-0729 福井新聞

NPO法人公共交通のラクダ(RACDA)では、4/30の千足古墳オープン、今秋の造山古墳調査、来年以降の楯築遺跡給水塔撤去と調査など、吉備の古墳が注目される中、またコロナ下での屋外徒歩探訪ブームもふまえて、「こんなにたくさんある吉備の大型古墳」をまず体験していただくために、「吉備古墳図鑑第3版アクセス情報付」を発行。
吉備古墳めぐりのアクセス情報2022-1105古墳図鑑リストtx

■吉備古墳図鑑のコンセプト
全国から訪れる古墳・古代史ファンの知的好奇心を満たす古墳図鑑(1/5000平面図)備前・備後に分けて掲載。同縮尺で各地の古墳を表現することにより、様々な古墳時代研究の展開を促す基礎資料としても制作。既にホームページでは「紀ノ國版」も先行公開。既に140の掲載古墳全クリアーを目指す方々も出てきている。
■参考文献
「前方後円墳集成中国四国」山川出版社1991年、「吉備の古墳上・備前美作」吉備人出版2000年、「吉備の古墳・備中備後」吉備人出版2000年を基本に、各発掘調査報告書から墳形・規模を抜粋し、独自に色鉛筆で描く。

■編集方針
岡山県南のほぼ全ての前方後円墳・前方後方墳、主要弥生墳丘墓、20m以上の円墳方墳、140を収録

古墳主軸方向は「前方後円墳集成」を参考、近接した古墳は相互距離も縮尺に基づく
両宮山古墳、造山古墳など一部復元予想を加味して表現、消失古墳もできる限り復元
墳丘全長、後円部径、前方部幅、くびれ部幅、墳高を表示。一部推定には()で囲む
横穴式石室の開口部方向は赤色で表現、石室と羨道の合計長さを赤色で明示
主要河川の位置を表現、百間川も旭川旧河道として表現、高梁川旧分流も表現

■使用方法、古墳めぐりの注意点
Googleマップなどで古墳名を打ち込めば、大きめの古墳は検索可能。奈良女子大学の前方後円墳QGISデータも参考になる。古墳めぐりには、駐車場が十分でなく、またアクセス道が狭くて脱輪の危険性も高く、出来れば電車バスと徒歩、自転車の利用をお勧めする。QRコードから「資治通鑑日本語訳古墳時代対応」ページ内の「吉備の古墳探訪」の電車バスアクセスリストにリンク。雑木繁茂で到達困難かどうかも表示。なお古墳は私有地の場合も多く、また小さな山でも怪我や遭難の可能性もあり、長袖着用・登山靴使用・携帯電話持参がお勧め。健康増進とリフレッシュに最適。
■配布先・配布部数
【配 布 先】岡山市ももたろう観光センター(岡山駅)、造山古墳ビジターセンター、サンロード吉備路、禁酒会館など順次展開
【配布日時】4月20日より順次
【配布部数】3,000部、(既に1・2版8000枚は配布済み)
【サ イ ズ】A4 表裏カラー、厚手紙使用
【制作著作】岡將男

■「余市の未来を考える 〜鉄路を活路に 余市を良い地に!」緊急告知
主催 余市駅を存続する会  Twitter
2023年4月25日17時〜 エルラプラザ2階ホール (JR余市駅隣接)
入場無料 オンライン配信予定Zoom
講師 (株)ライトレール 阿部等氏
東洋経済ライター 櫛田泉氏

JR余市―小樽の存続へ声上げよう 余市で25日フォーラム 2023-0219 北海道新聞

北海道新幹線札幌延伸の並行在来線「基幹鉄道区間として在り方検討」
斉藤国交相、維持前提に鈴木氏に答弁  2023-0419 神奈川新聞
ようやく国交大臣が、JR北海道の貨物線としての存続に、前向き答弁をした。けれども相変らず、腰は引けている。
JR廃止の「長万部~小樽」に代わる高速「後志道」建設中 仁木まで開通間近 「倶知安から先」も検討へ 2023-0417 乗りものニュース
【日本ハム】新庄監督が語った新球場の課題「今のままなら7、8回で席を立つ」神妙な面持ちで… 2023-0327 東スポ

 

先般開票された統一地方選前半戦において、NHKが十数の府県議会議員候補にアンケートを取っている。この内の交通政策絡みの設問について、当選者に限って抜粋して分析。(16県のみ)その中で鉄道存廃にかかる項目が12県で共通的に存在していた。
分析 新潟・佐藤輝和  新着2023-0419

全国の地方鉄道で赤字が続いた場合、利用促進策でも改善しない場合、どうするべきか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城端線・氷見線「再構築計画」の全詳細。JR西日本から分離、あい鉄に移管へ 新着2023-1203 タビリス
『運行本数増や概ね5年後の新型車両導入』JR城端線・氷見線再構築実施計画案を提示 新着2023-1129 富山テレビ
いよいよ城端線・氷見線が動きだす。ここまでJR西日本が一緒に動くのは珍しいが、富山ライトレール以来の地域とJRの話合いの積み重ねがあってこその最適解かもしれない。全国の存廃問題のある地域も、この例のように、コストだけ計算するのでなく、踏み込んだ話合いが必要だ。
JR西日本から三セクへ経営移管 富山県西部の城端、氷見線  新着2023-1024共同通信
城端線・氷見線「あい鉄移管」が決定。JR西日本から分離へ  新着2023-1024タビリス

富山県が積極的に動く…JR城端線・氷見線のあいの風とやま鉄道への移管 県議会の一部から慎重な意見も (msn.com)新着2023-1005 富山てれび
JR城端線・氷見線 あいの風とやま鉄道移管後の運行経費の補てんは「沿線市中心に」砺波市長 新着2023-1002 富山てれび
あいの風とやま鉄道、JR城端線・氷見線を引き継ぐ場合の5条件とは 新着2023-0919 マイナビニュース
LRT化目指したJR西日本、「城端線・氷見線」 あいの風とやま鉄道への移管を検討 新着2023-0805 yahoo!
今後の吉備線LRT化や、北陸鉄道存続などにも参考になる動き。都市圏輸送について、国もJRもきちんとサービスれべるを設計して、地域振興、温暖化対策、まちづくりとして再構築する必要がある。
LRT化と比べ費用少なく…JR城端線と氷見線 エンジンで発電した電気で動く新型車両導入目指す 富山 新着 2023-0330富山テレビ
JR城端線と氷見線にエンジンで発電した電気で動く新型鉄道車両の導入を目指します。 およそ3年かけて検討してきた城端線と氷見線のLRT化を検討する県や沿線4市、JR西日本などによる検討会で30日決まったもので、LRT化よりも優れているとして新型鉄道車両の導入を目指すことにしました。 新型鉄道車両は、ディーゼルエンジンで発電した電気で動力モータを動かす車両で、現在のディーゼル車両と比べ排気ガスの量も少なくなるということです。 導入経費は131億円で、新たに架線などの設備が必要となるLRT化する場合と比べ最大で300億円程度少なく、年間の維持費でもおよそ3億円少なくなることなどから、この車両の導入を決めました。 検討会では今後の整備に向けて、国の地域公共交通の支援制度の活用を視野に入れ、新年度に県や沿線4市、JR西日本を中心とした新たな検討組織を設けて協議を進めるということです。(記事)

城端線・氷見線は、LRT化を断念し、電動車両導入を決めた。そもそも低床電車の導入はLRTの一条件に過ぎず、ポイントはサービスレベルの向上、具体時には運行本数最低30分一本と駅の増設。乗継ぎ拠点の整備で、LCカード導入なども必須である。富山ライトレールや宇都宮ライトレールの様に、市街地の路面電車として機能するならば、低床電車も必要だが、今回は現実的対応と言えよう。
吉備線の場合も、無理やり国道を通す街路事業をやって、そのために低床電車を入れる必要は無く、この検討結果をふまえて、同様の検討が進むだろう。
ただ、岡山市の都市規模ならば、吉備線と路面電車の直通の意義は大きく、たとえば福井のように、将来の直通運転の可能性は残しておく必要があるだろう。

 

城端線氷見線 新型鉄道車両導入へ LRT化断念 2023-0330 北日本放送
JR城端線と氷見線についての検討会は、30日、初期費用が多額となるLRT化を断念し、新型鉄道車両の導入をめざすことを決めました。事業費を抑えることができ、導入する際の長期の運休も無いことなどがその理由です。梅本記者のリポートです。  高岡市で開かれた6回目の検討会には、県とJR西日本、それに沿線4市の担当者が出席しました。  検討会はこれまで、城端線と氷見線について、床が低い車両の導入やホームのバリアフリー化を行うLRT化、BRTというバス輸送システムなどを検討してきました。  そして30日の会合で、現在の輸送力が維持できる、電気式気動車のような新型鉄道車両を導入することが望ましいと結論付けました。  県交通政策局 田中達也局長  「LRT化やBRT化すべきという意見は出されず、異論なく、新型鉄道車両の導入を目指すことを、検討会の検討結果とすることで、委員全員の了承を得ました」  新型鉄道車両はすでに、新潟県などで導入されています。路線がそのまま活用できて、輸送力と所要時間がこれまでと変わらず、事業費は131億円としています。  一方、LRT化は最大で435億円と、多額の費用がかかるだけでなく、工事などで長期の運休期間が必要で、沿線の自治体からは新型車両を導入するべきという意見が挙がっていました。  新型鉄道車両は、城端線と氷見線の直通化や、あいの風とやま鉄道への乗り入れも可能だということです。  JRの提案で、3年前に始まった城端線と氷見線の将来をめぐる議論は今後、運行本数を増やすことなど利便性を上げるための検討のほか、どこが運営するかといった体制についての検討も始まる可能性があります。  JR西日本金沢支社 川村聡副支社長  「一言、申し上げるとすると、大変感謝しています、本当にありがたいことだと思っています。検討いただいたことそのものに、感謝しています」  県交通政策局 田中達也局長  「国の支援制度で『地域公共交通の再構築事業』ということで、かなり大きな支援が打ち出されているので、そういうものを生かしながらやっていくということなんで、路線維持を最優先に、さらなる利便性向上を実現していくべきであると」  梅本晃弘記者  「人口減少時代の中で、採算面だけでなく利用しやすい鉄道にする仕組みを組み立てていくことが、体制を考えていくうえでのポイントになります」

廃止に向かうローカル線を黒字転換、“ドン・キホーテ”と言われた市長の発想 新着2023-0813 JPpress
城端線・氷見線の再構築へ…知事と沿線市長『スピード感もって進める』 新着2023-0731 富山テレビ
JR城端とJR氷見線は議論の末、LRT化でなく新型の鉄道車両導入で一致 2023-0330 富山チューリップテレビ

 

2003年11月8日~9日に開催された、第1回
全国バスマップサミット岡山の動画発掘
第1回全国バスマップサミット岡山
人と環境にやさしいトランジットモデル都市をめざして      
市民がつくり支える公共交通の未来
1 夜学 講演 ・東京大学大学院教授原田昇
2   夜学 講演・バス交通専門家 鈴木文彦
3a  事例発表  広島、福井
3b  事例発表  松江、岡山
4 事例発表  岡山国道事務所、仙台、渋谷、伊藤、岐阜
パネルディスカッション (PART3)前半
パネルディスカッション (PART3)後半
コーディネーター/鈴木 文彦
ゲスト/東京大学大学院教授 原田 昇
パネラー 岡將男(RACDA)
田中隆一(まちかど研究室)
山根正則(広島LRT研究会)
林博(福井ROBAの会)

コロナ禍を受けて、今国会では地域公共交通活性化再生法の改正が議論されている。
参議院国土交通委員会(第九回)2023-0417 参考人質疑
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律等の一部を改正する法律案(閣法第一七号)(衆議院送付)について参考人富山大学教授・京都大学非常勤講師・前富山市長森雅志君、ひたちなか海浜鉄道株式会社代表取締役社長吉田千秋君及び日本大学名誉教授桜井徹君から意見を聴いた後、各参考人に対し質疑を行った。

衆議院インターネット審議中継 (shugiintv.go.jp)
木原稔(国土交通委員長) 9時 00分 01分
吉田樹(参考人 福島大学経済経営学類准教授) 9時 01分 11分
山内弘隆(参考人 一橋大学名誉教授 武蔵野大学経営学部特任教授) 9時 12分 09分
宇都宮浄人(参考人 関西大学経済学部教授) 9時 21分 10分
武田泉(参考人 北海道教育大学教育学部札幌校准教授) 9時 31分 10分
菅家一郎(自由民主党・無所属の会) 9時 41分 16分
近藤和也(立憲民主党・無所属) 9時 57分 18分
赤木正幸(日本維新の会) 10時 15分 16分
中川康洋(公明党) 10時 31分 15分
古川元久(国民民主党・無所属クラブ) 10時 46分 15分
高橋千鶴子(日本共産党) 11時 01分 17分
福島伸享(有志の会) 11時 18分 18分
たがや亮(れいわ新選組) 11時 36分 16分

3/17の衆議院国土交通委員会では、RACDAのZoom会議常連の、関西大学宇都宮教授が参考人質疑の臨み、学割・バリアフリーなどの公的負担不足など、今までの仕組み自体を見直す必要があることを論じた。
また参考人に呼ばれた北海道教育大学武田泉准教授は、今回の改正案に対して「母屋に手を付けずに、屋上のプレハブを増築するようなもの」と、極めて本質を説いた議論をふっかけたのは、圧巻だった。この後に及んで、新自由主義に侵されてクダグタの政府案に対して痛烈な批判を行った。特に道路に偏して鉄道予算のゼロである北海道開発局の不自然さを指摘。宇都宮教授もかねてから、道路と鉄道バスの国の財政支援について苦言を呈してきたが、今回北海道ではJR北海道のグダグダと北海道庁のグダグタに翻弄されて、都市圏輸送である小樽余市間の鉄道さえも剥がされようとしている。
今回の参考人質疑の決まる直前、武田さんにもRACDAのZoom会議に参加していただき、意見交換を行った。我々は決してJRグループや交通事業者、国交省を敵にしようというわけではないが、我が国の交通行政が、明確なビジョンもないまま崩壊していくのを見ておれない、政治を動かさざるをえないとの認識で一致している。
2月に発行して「クリーンモバイル岡山倉敷連星都市圏3」の半分は、全国のJRのサービスレベルや制度財源について書き、特に小樽余市間の鉄道の都市鉄道としての活用を議論した内容を掲載した。そしてこれが全国の都市鉄道の試金石にもなると思っている。


岡山駅バス時刻表